さくらもちモチ

感想@ドラマ「ケイゾク」Mystery2：氷の死刑台*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「ケイゾク」の感想です。
今回は第2話（Mystery2）「氷の死刑台」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【Mystery1：死者からの電話】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：再放送 視聴（２）】

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まずはあらすじから。TBSの公式サイトより転載します。

迷宮入りの事件だけを扱う警視庁捜査一課二係。ここには未解決の事件が数多く眠っているが、解決するのは年に２〜３件というお粗末な仕事ぶり。二係の刑事たちは日々、安穏に過ごしてきたのだ。ところがここに東大卒のキャリア、柴田（中谷美紀）が配属されてきてからというもの、何故か迷宮入り事件（警察内部では「ケイゾク」と呼ばれている）の相談者が増えつつあった。そして今日もまた、一人の男が二係に訪れた。橋本幸夫（桜金造）、１３年前の「冷凍庫殺人事件」で殺人の容疑をかけられた男だ。
当時、倉庫会社の警備員であった橋本は、事件当日も警備の業務にあたっていた。いつも通り、午前３時に荷物の搬入立ち会いを済ませた後は、倉庫の鍵をかけ出入り口を監視。その後、午前６時に点検のため倉庫の鍵を開け、中に入った。するとそこにドライアイスの大きなかたまりと白い宗教衣を着せられた血まみれの死体があったのだという。扉を閉めた時には何もなかった所に、開けたら氷の祭壇と死体があった・・・殺されていたのは水谷倉庫社長の水谷雄一（でんでん）。橋本は死体の第一発見者として警察の執拗な取り調べを受け、長く容疑者として監視されていた。橋本は心臓の難しい手術を受けるに当たって「死ぬ前に自分の潔白を証明してほしい」と言うのだ。
翌日、柴田は真山（渡部驚郎）と共に死体発見場所の倉庫に出向く。が、柴田の失敗で二人はマイナス６度の冷凍庫に閉じこめられる羽目に・・・そして倉庫内にネズミの鳴き声のような音が響き始める・・・。

これ、冒頭のバスの描写は
（車内で難問を解いている学生に対して、
それを覗き込んだ柴田純が
代わりにささっと答えを出してあげるシーン）
毎回のお約束ネタなんでしょうか。
前回も面白かったけれど、今回も面白かったなぁ。
そして、OPではその回の事件の手がかりが
少し出されているそうですが
ぼんやりと見ている分にはさっぱり分からないです。


さて、前回に引き続き、
柴田純の珍妙さがより描かれた回でした。
彼女のお父さんが優れた人だったとは
前回から何度も描かれていましたが、
まさか子供だった彼女が事件の謎を解いていたとはww
どんだけ頭が切れるんだ、柴田さん！！
凄いなぁ。
そして、自分が興味を持ったもの（事件）には
とことん集中して取り組みけれど、
電池が切れたように倒れ込んで寝ちゃう点も
おかしかったです。
ご飯をおいしそうに食べていた点も含めて
またしても好感を持ちました。
凄いところは凄いけれど、
方向音痴とか寝坊とか、迂闊なところがちゃんとあるので、
人間味が豊かですよね。
柴田さん、やっぱりいいなぁ。
嫌味が無いのが素晴らしいです。


真山徹は、途中のうだうだよりも
やはり終盤の一言に尽きるなぁと思いました。
彼の指摘からスーパー真山タイムが始まるのが
見ていて面白かったです。
真犯人に、
犯行をおこなうやむを得ない事情があるのかと思いきや、
真犯人が被害者を脅していたとは思わなかったので
とても面白かったです。
特にこの終盤は、お話にも勢いがあると思いました。
やっぱり、最後のどんでん返しは見ていて楽しいです。

次回も楽しみ！





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続きの感想も書きました。
【Mystery3：盗聴された殺人】

宜しければ、合わせてどうぞ。