さくらもちモチ

感想@ドラマ「海猿 UMIZARU EVOLUTION」第4話：海に消えた思いを探せ！*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

連続ドラマ「海猿 UMIZARU EVOLUTION」の感想です。
今回は第4話（EVOLUTION 04）「海に消えた思いを探せ！」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。

私は、映画版（テレビ放映）もこのテレビドラマ版も
つまみ食い程度にちょろちょろと見ています。
よって、覚えている部分とそうでない部分の差が激しかったり、
間違って記憶した部分があったりするかもしれません。


前回の感想はこちら。
【第3話：置きざりの愛】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめていきます。
【テレビドラマ感想一覧：再放送 視聴（２）】

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この回は、なんといっても最後が素晴らしいです。
海難被害者遺族に自分の時計を渡した
仙崎大輔（伊藤英明さん）に対して、
その事情を知らない伊沢環菜（加藤あいさん）が
誕生日プレゼントとして新しい時計を送る
──潜水士にダイバーズウォッチを贈るなんて、
定番過ぎて、
普通は回避するのが当然でしょうが、
ここではその選択がむちゃくちゃ生かされているのが
とても素敵です。
最後の仙崎のはしゃぎっぷりも、
それまでの彼の悶々とした辛さを思えば、
落差がついていて、見ていて微笑ましく思えます。


というわけで、この回は、
一つ一つの事件は
海保の潜水士にとって日々こなす仕事の一つだけれど、
被害者や被害者遺族にとっては
一生に一度あるかないかの大きな出来事であるというお話でした。
勿論、仕事の一つだからといって
潜水士たちが手を抜かないのは当然で、
仙崎も必死に頑張っていますが、
オフの気を抜いた状態を見られると
今回のゲスト（被害者遺族）のように
「瑣末にやりやがって」と誤解を受けかねません。

この辺の問題は難しいですよね。
頑張った/頑張らないはあくまで気持ちの問題で、
今回の仙崎みたいに誠意を見せないと
なかなか伝わらない……。
しかも、伝わったところで、
亡くなった人は戻ってこないという状況が最悪なのは
変わらないわけですし。
今回はたまたま上手くいったけれど、
次に同じような事があった時に
被害者遺族が溜飲を下げてくれるかどうかは
分からないですからね。
仙崎たちは
普段から言動に気をつけつつ、頑張るしかないので
本当に大変だなぁと思いました。





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続きの感想も書きました。
【第5話：突然の別れ】

宜しければ合わせてどうぞ。