感想@月9ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」第8話:海に誓う約束*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
フジテレビの月9ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」の感想です。
今回は第8話「海に誓う約束」です。
フジテレビ系月曜9時ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: 延近輝之,ジュスカ・グランペール,青山政憲,e-lect,TVサントラ
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2010/09/01
- メディア: CD
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第7話:涙のバースデー】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年夏 放送開始作品】
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やっと
楠大雅(松本潤さん)と
ヒロイン北村詩織(竹内結子さん)の告白&キスが来ました。
でも、相変わらず展開が遅いよ……。
以前にも当ブログで何度も書いてきましたが
連ドラの第9話でやる内容じゃないです。
この流れなら、普通、第5話の折り返しぐらいじゃないですか??
多分、スタッフさんは
そうなるまでの繊細な描写を
丁寧に描いているつもりなのでしょうが、
やはり、だらだらと無駄に長い&余計な描写が多いとは
未だに感じます。
今回の詩織の義弟の登場にしても、
楠兄弟を焦らせる為の要員だったり
詩織の気持ちを楽にさせたりする役割だったのでしょうが、
(新しい恋に罪悪感を覚えている彼女の気持ちを解す)
ぶっちゃけ居なくても話が成り立つことから
彼の必然性を感じないのが、ちょっと残念でした。
詩織による海での宣言も、
サブタイトルになっていたように
今回のお話で一番の決めのシーンなのでしょうが、
脚本も演出もカメラの撮り方も古臭くて
感動に浸る云々よりも笑いが先に来てしまいました。
あれはもうちょっと何とかならなかったのかな。
手前にいる詩織じゃなく奥の海に焦点当てっぱなしの映像も
絵的にあんまりきれいじゃなくて、
なんだかなぁ……という感じでしたし。
(↑ただ、これは個人の好みの問題ですので
私が合わなかっただけなのかもしれません)
また、最後のキスシーンで
空に虹が掛かっていたのも同様です。
ベタすぎて、逆に引きます。
引くと言えば、
詩織の分かりやす過ぎるきょどり具合も
私にはちょっと嫌でした。
最近は、作り手が視聴者を甘く見ていて、
ドラマに限らず、テレビ番組は全般的に
何でも分かりやすく直球で作るのを良しとしていますが、
これは見ているのがちょっと辛かったです。
もうちょっと自然に……
「あれ? 詩織って大雅を意識してる?」と、
それを確認する為に思わず画面を見入るような脚本&演技に
してほしかったです。
または、今回の詩織はちょっと見ただけで
大雅を好きと分かるんですから、
それを視聴者に教えるシーンをもっと減らしてほしかったです。
とにかく、今回の詩織は演技が過剰過ぎだと
私には思えました。
大雅のワークショップは、
まんま野田秀樹さんの内容でしたね。
(当たり前ですが、野田さんの方はちゃんとしてますが)
でも演出家(?)のモデルは
蜷川幸雄さんっぽかった気がします。
それと、今回、詩織の義弟が登場したり、
以前から旦那の実家との付き合いが描かれたりしましたが……
これって多分、詩織がいきなり大雅との恋愛に走ると
視聴者からの反感を買うので、
詩織の言動には
「旦那の実家もちゃんと考慮してますよ」アピールも
入っていると思うのですが、
実家との付き合い云々は要らないと思います。
それはもう
詩織が旦那を今でも大事に思っているのを表わすだけで
充分なのでは??
孫がかわいいから嫁もついでに戻ってきてほしいという
あっちの実家側の望みは自然ですけれども、
こうやって、家族の一人を偵察に来させるのは
ちょっと普通じゃないというか、
冷静になって見てみると気持ち悪いなと思いました。
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タグ:楠大雅 テレビ ドラマ 感想 ネタバレ レビュー 考察 フジテレビ 月9 ナツニジ 夏虹 夏の恋は虹色に輝く その恋は、何色なんだろう。 人を好きになるとき、世界は初めて色を持つ。 第8話 海に誓う約束 松本潤 北村詩織 竹内結子 楠大貴 沢村一樹 宮瀬桜 桐谷美玲 植野慶太 楠航太郎 伊東四朗 楠真知子 松坂慶子 大森美香
2010-09-07 21:33
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