感想@ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」第23週:妖怪はどこへ消えた?*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」の感想です。
今回は第23週(第123〜138回)の「妖怪はどこへ消えた?」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。
前週の感想はこちら。
【第22週:おかあちゃんの家出】
各週の感想記事のURLは、こちらの一覧ページでまとめています。
【ドラマ感想記事 一覧:NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」】
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前週の田中美智子(松坂慶子さん)に続き、
今週は、河合はるこ(南明奈さん)との再会が描かれました。
毎週欠かさず見てきたこの“ゲゲゲ”も
残すところ、あと数週の放送です。
ここにきて全体的な締めに入っているなぁと、
これら二つの再会によってしみじみと思いました。
前週までがオイルショック前後(1970年代前半)ぐらいで、
今週は1980年代の中盤だそうですが……
先週にはあった村井茂(水木しげる/向井理さん)の白髪が
今週になって急になくなり、
また、ヒロインの村井布美枝(松下奈緒さん)は
もう五十歳を過ぎているはずなのに全く老けない事には
違和感がありました。
さすがに……あれで五十歳超えはないと思います。
これは朝ドラだけの話でなく、
たとえば、大河ドラマでも
女優さんの髪に白髪をつけるか否かは大きな問題ですが、
たとえば“利家とまつ”で松嶋奈々子さんがしていたように、
メッシュっぽく、一房だけ白髪を入れれば良いのにと
思いました。
それとも、そういう変身は
更に年を取るこの先の為に残してあるんでしょうか。
とにかく、子供の成長が著しい割に
村井夫婦の外見が全然老けないので、
このままでは子供の方が先に老けそうだと
茶化しながら見てしまいました。
また、この頃は現代から近い過去ですので、
「実はこうだったのか」と思えるのが不思議です。
水木しげるさんや鬼太郎については、
私が物心ついた時にはもう、
漫画界の巨匠であり、アニメの人気者でしたので、
その先生が、当時、
漫画の注文がこなくなって苦戦していたなんて、
このドラマが実話を元にしたフィクションだというのを
差っ引いても、ちょっと意外でした。
でもこの頃はもう、
高橋留美子先生の“うる星やつら”や
あだち充先生の“タッチ”などがあるらしいのを思うと、
大変失礼ながら、
水木先生の妖怪漫画が流行から弾き飛ばされたのは
当然のことかなと納得できました。
ジャンプ黄金時代はもう始まりつつありますよね。
“Dr.スランプ(アラレちゃん)”の連載も
この頃でしょうし。
“ストップひばりくん”の連載とかもそう??
漫画の注文が来なくなり、
また、スランプにもあったらしい茂が
はるこさん、戌井慎二(梶原善さん)、
そして妖怪自身からの刺激を受けて、
妖怪辞典の制作に着手した最後も良かったです。
やはり、妖怪話をイキイキとする茂は
彼らしくて素敵です。
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続きの感想も書きました。
【第24週:人生は活動写真のように】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-09-04 23:41
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