さくらもちモチ

感想＠韓国ドラマ「宮 -クン- Love in Palace」第21話：皇太子妃、最大のピンチ!?*ネタバレあり　[韓国ドラマ感想] [編集]

フジテレビの韓流αで放送された
韓国ドラマ「宮 -クン- Love in Palace」の感想です。
今回は第21話「皇太子妃、最大のピンチ!?」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第20話：皇太子妃、初めてのスキャンダル!】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ】

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まずはあらすじから。フジテレビの公式サイトより転載します。

テレビの生放送中にチェギョンが発した離婚発言が波紋を呼び、宮内では王室の権威を失墜させたと皇帝が大激怒。口を滑らせたとチェギョンは謝るが、テレビや皇帝の前ではかばってくれたシンさえも、裏切られたと彼女に背を向ける。この件で、チェギョンの密会の相手が再び問題になり、ユルの名前を出して欲しくないファヨンは、皇帝の怒りがおさまれば問題も収束に向かうと、チェギョンを利用することに。そして、ファヨンに吹き込まれ、許されるまでむしろの上で正座して待つ “席藁待罪”を始めるチェギョン。その姿を見たシンは、やめるように話すが、チェギョンは自分で何とかするとはねつけ……。

今回はなんといっても
シン・チェギョン（ユン・ウネさん）が行なった
“席藁待罪（ソッコデジェ）”でしょう。
チェギョンが本気で皇帝陛下の許しを求めていたのは
私にも分かります──が、
すみませんが、私はこういう謝罪の仕方が大嫌いなので
見ていてちょっと苛々してしまいました。

というのも、席藁待罪に限らず、
“許しを貰えるまでここにいる”系の詫びって、
行なっている人の自己満足＆エゴだと思うんです。
自分が本当に悪いと思っている姿を
ありのままに見せて、許しを請う……と
良い解釈をする事もできますが、
冷静になって現実的に考えてみると、
相手が根負けするのをひたすら待つ状態になっているのが
とても嫌です。
私が皇帝なら、
「気が済むまで好きにすれば」と冷たく言い放って、
本当に彼女を放っておきます。
見兼ねた他の人が、彼女を勝手に救出したり
あれこれと進言したりするでしょうが、
絶対に自分からは折れません。
いや、だって、極端な話、
怒っているのはこっちなのに、
そういう事をして悲劇のヒロインぶっている人に
付き合ってやる道理はないですから。

おまけに、今回のチェギョンの場合、
自分が悪かったとは思っている
──けれど、事情があるので真実を話せないって、
そりゃ皇帝が怒るのも当然だと思います。
ああいう詫びの場合、
相手からの許しをじっと請うのは勿論ですが、
あのようにしている間に反省して、
自分のどこが悪かったのかを振り返るべきだと思うんです。
イ・ユル（キム・ジョンフンさん）を庇って
ひたすら黙秘を貫き通すチェギョンは素敵ですが、
“真実を教える事はできないけれど許してほしい”というのは
ちょっと勝手が過ぎるなぁと思いました。

まぁ、ここは、
浮かれたところが多いチェギョンが
珍しく真面目に詫びているという
強調のシーンなので、
それ以上でもそれ以下でもないのは分かっているのですが……。
やはり、チェギョンに同調してお話を視聴するには
私は年を取り過ぎたようです。
もっと若かったら、
それこそチェギョンと気持ちがシンクロしたと思います。






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続きの感想も書きました。
【第22話：秘められた過去】

宜しければ、合わせてご覧下さい。