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感想@韓国ドラマ「宮 -クン- Love in Palace」第20話:皇太子妃、初めてのスキャンダル!*ネタバレあり [韓国ドラマ感想]

フジテレビの韓流αで放送された
韓国ドラマ「宮 -クン- Love in Palace」の感想です。
今回は第20話「皇太子妃、初めてのスキャンダル!」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第19話:皇太子妃が家出?

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想記事 一覧:韓国ドラマ

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まずはあらすじから。フジテレビの公式サイトより転載します。
 夜遅くチェギョンが男と密会していたと新聞にスクープされ、太皇太后らに呼び出されたチェギョンは、ユルをかばって一緒にいたのは父親だったとウソをつく。チェギョンはユルから、みんなに本当のことを話せと言われるが、これまでずっと助けられてきたから、友達として一度くらいは助けたいと、ひとりで解決しようとする。しかし、チェギョンの不倫スキャンダルは過熱する一方で、とうとう皇后に一緒にいたのがユルだったとバレてしまう。そんななか、チェギョンはヒョリンが夢を実現するため留学することを知る。一方、ユルはチェギョンに、離婚できる方法を見つけたと、その方法を彼女に話す。


ううん……。
宮中では禁止される事ばかりが多くて
シン・チェギョン(ユン・ウネさん)の中で
ストレスが溜まっている辛さと、
イ・シン(チュ・ジフンさん)を心から愛しているからこそ、
彼の傍にいたい、皇太子妃として力になりたいという
彼女の相反した気持ちは、私にもよく理解できます。
これは、ごく普通の学生さんが、突然、皇室に嫁ぎ、
そこで真実の恋をしたからこその悩みでしょう。

この作品って、確か韓国の漫画が原作なんですよね。
作者の方は結構お若いんでしょうか。
というのも、私がもし、あと十歳若かったら、
チェギョンの気持ちを自分に置き換えて、
揺れる心を堪能した(笑)のかもしれませんが、
いい大人である今の私からすると、
チェギョンの言動は、やっぱり甘いと感じられます。
こちらのドラマの主要人物四人は、
全員が学生さんで、まだ未成年であることから、
彼らの言動の若さを感じることも、
ドラマを見る上での愉しみの一つなんでしょうが、
“皇室”という、常に完璧を求められる
(できて当たり前/失敗するなんてあり得ない)世界ですと、
その未熟さが笑い事でなくなるというか、
「おいおいおいおい、大丈夫か」と心配になってしまいます。
おそらく、作中での国民もそうでしょうが、
私も、皇室の人々には常に良いお手本であってほしいので、
彼らに尊敬できない事をされると、気持ちが萎えるんです。
また、皇太子妃となって日が浅いことを考慮しても、
チェギョンの中で、
自身が皇室の一員となったという自覚が薄いのは
誰の目にも明らかです。
それに、一応、嫌々と勉強はしているものの、
成果は出ていないようです。
今回、チェギョンが皇后に乗り込まれるシーンがありましたが、
私が皇后だったら、落ち込むチェギョンを前にして
「泣きたいのは私の方です」と厳しいことを言ったと思います。
チェギョンの魅力が、
皇室馴れしていない点(一般人の目線を失ってない)だとは
重々承知していますが、
それを差っ引いても、
チェギョンが皇太子妃として全然頑張ってないのに、
自由に生きたい/皇室を出たいと一方的に不満を口にするなんて、
よく言えたものだなぁと、ちょっと呆れてしまいました。
視聴者には、その甘さをかわいいと思えるのかもしれませんが、
私は、逆にそこが嫌な感じで気になりました。
立場ある人間には相応の責任がついてまわるという事ぐらいは
チェギョンにも分かってほしいです。



以前の感想記事にも書きましたが、
チェギョンやシンの恋愛面ばかりでなく、
彼女が皇太子妃としてしっかりと成長していく様を
映像でじっくりと描いてもらっていたら、
私もここまで彼女に対して厳しい事は思わなかったと思います。
それ以外では不満もなく、面白く見ているので
とても残念です。
(でも、ここまで恋愛面に特化している内容ですと、
チェギョン自身の皇太子妃としての成長振りは
制作側によって敢えて省かれているんだろうなと思います。
もしくは、今回フジテレビで放送されるにあたって
映像がカットされたか……。
私は、これを二本立てとしてメインで見たかったので
ちょっと残念です)



シンを吹っ切って
新しい門出を迎えたミン・ヒョリン(ソン・ジヒョさん)は
とても素敵でした。
さばさばとした笑顔がとても魅力的で、
当初、シンの結婚にショックを受け、
何とか抵抗しようとしていた彼女とは
まるで別人のようでした。
ここ最近の回では、いつも元気だったはずのチェギョンが
とても暗い顔をしているので、
彼女にも早く明るい顔になってほしいです。



そして、公式会見に望むチェギョンに向かって
「離婚」発表を勧めるイ・ユル(キム・ジョンフンさん)が
ウザいww
ここまでの好感度が帳消しになるくらい、うざかったですww


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続きの感想も書きました。
第21話:皇太子妃、最大のピンチ!?

宜しければ、合わせてご覧下さい。


2010-08-23 23:01  nice!(0) 
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