感想@ドラマ「GOLD」第7話:号泣! 最愛のわが子を失う母親 - 衝撃の三男の秘密*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
フジテレビの連続ドラマ「GOLD(ゴールド)」の感想です。
今回は第7話
「号泣! 最愛のわが子を失う母親 - 衝撃の三男の秘密」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第6話:DNA鑑定の結果は? 娘を狙う男の真実 - 愛を亡くした運転手の悲劇】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年夏 放送開始作品】
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最後に判明したサブタイトルの件については、
私も「ええええええ」と思いました。
だから、初回に面接を受けた新倉リカ(長澤まさみさん)が合格した時、
この三男が決め手になったんですね。
ただ、この回になっていきなり「人の思いが見える〜」云々と
リカが煩く言い出したのは余計でした。
これは、以前と同様に、軽く匂わす程度で良かったのでは??
それと、リカに真実を話した明石辰也(寺島進さん)の独白は、
早乙女悠里(天海祐希さん)が未来を見てもらう時でなく、
最後、プールサイドで
悠里と三男が一緒にいるシーンに掛けた方が
もっと効果的だったと思います。
こういうシーンは、べたべたでコテコテの展開の方が
やっぱり面白いので。
兄の息子云々の問題については、
それが早乙女家を守るため
(悲劇のヒーローだった兄のイメージをこれまで通り保つため)なんだと
悠里が言われた瞬間に
彼女の顔が変わっていたのが面白かったです。
でも、これ、このまま終わるんでしょうか。
真実を知っている──けれども、口がきけない母親の前で、
悠里が彼と話をしていたのが
私にはずっと引っ掛かっていました。
彼は、入院費・治療費を慰謝料代わりに受け取った以上、
ここは引くのが筋ですが、
本気の恋に落ちていた娘は、もう一波瀾ありますよね。
うっかり真実を知ってしまって
母親である悠里との絶縁も、あり得なくないと思いました。
そして、オリンピックで金メダルを取るために頑張ってきたのに、
ここにきて、子供が三人とも駄目そうな早乙女家。
普通のホームドラマならば、
「金メダルがなくたって、私たち家族が幸せならば、それで……」という
終わり方もできるでしょうが、
このドラマでは難しいと思うので、今後に期待します。
金メダルを取れないかもしれないという恐怖から、
「なら、自分の価値を落とさない為に出場しなければいい」
という甘言にハマってしまいそうになるのは
私にもよく分かります。
昔、おお振りの健全小説(二次)で書いたのですが、
オリンピックに限らず、人と競う事については何においてでも、
自分が王様でいたいのなら、
大会などにチャレンジしないに限ります。
妄想は現実と違って、絶対に裏切らないからです。
だからこそ、心の弱い人は、
そのまま己の妄想に逃げ込んでいれば良いのですが、
人というのは、苦労するのが分かっていて
それでもチャレンジしたがるものなんですよね。
彼も、今はあの宝石商の長女が放った言葉に
心を強く揺さぶられているけれど
絶対に元に戻るだろうと思っています。
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続きの感想も書きました。
【第8話:母親失格−サヨナラ子供たち】
宜しければ、合わせてどうぞ。