さくらもちモチ

感想＠アニメ「アマガミSS」棚町薫編 第三章：ウラギリ*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「アマガミSS」の感想です。
今回は第7話：棚町薫編 第三章「ウラギリ」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は、原作のゲームを遊んでいません。


前回の感想はこちら。
【棚町薫編 第二章：トマドイ】

各回の感想記事のURLは、他作品も含めて
こちらの一覧記事でまとめています。
【2010年7月 開始作品】

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ヘソ舐めというエロネタ全開だった前回とは一変して、
今回は、主人公・橘純一と
ヒロイン・棚町薫の心の動きが描かれました。
丁寧に描かれていると良心的に言う事もできますが、
今回は特に、
元々薄っぺらい内容を無理に引き延ばしているなと思いました。
ぶっちゃけ、前回の放送の最後と今回のアバンで、
棚町薫が、何故、学校を無断欠席したのかについては
視聴者はよく分かっているわけで。
橘純一が分かってないからこそ、
ああして前半のＡパートが
彼女に対する調査＆探索ネタに偏ってしまったのでしょうが、
ギャルゲー作品が主人公＝視聴者目線であるのを基本として考えると、
ここはもっとさくっと簡単に終わらせて、
ファミレスで二人が対面してからの話をじっくりやった方が
二人の感情を表わす点についても良かったと思います。


というか、以前の“森島はるか”編を見た時も思ったのですが、
この話、一人につき全四話の構成になっているそうですが、
三話で充分だと思います。
エピソード的に丸一話分足らないのがミエミエです。
“俺の嫁”のメイン回以外でも
ファンに視聴させる＆BDやDVDを売るのが目的なのか、
他の女の子がやたらと出しゃばっているのも鼻につきますし……。
これは脚本以前の話（企画・構成）でしょうが
四話で一人を語ると決めたなら、
その四話全体で“起承転結”にするのは勿論のこと
それぞれの回でもちゃんと
“起承転結”にしてほしいなと思います。
二人の心が惹かれあっているのは
見れば分かるので、
そこから先をあれこれ詳しく描いてほしいんだけどなぁ。
尺を取って長々とやっている割には
内容が浅いなと感じてしまいます。






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続きの感想も書きました。
【棚町薫編 最終章（第四章）：シンテン】

宜しければ、合わせてどうぞ。