さくらもちモチ

感想＠アニメ「戦国BASARA弐」第4話：安土城の亡霊！？幸村を襲う嘆きと魔の咆哮！*ネタバレあり　[戦国BASARA　アニメ感想] [編集]

アニメ「戦国BASARA弐（ツー）」の感想です。
今回は第4話
「安土城の亡霊！？幸村を襲う嘆きと魔の咆哮！」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作のゲームのファンで、贔屓は豊臣軍です。
ﾐ｀・ω・´ﾐ人ζ･×･ζ


前回の感想はこちら。
【第3話：慶次対利家！ 手取川に咽ぶゆずれぬ想い！】

各話の感想記事のURLは
アニメ版第一期やドラマCDなどの感想記事と合わせて
こちらでまとめています。
【戦国BASARA：アニメ・ＣＤ感想一覧】

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正直なところ、お市はもういいやーと思っていたので
（ファンの方ごめんなさい）
彼女の再登場にはちょっと萎えたのですが
まさかまさかの松永久秀再登場に驚き、
彼が出ている間は
そのビミョーな気持ちが一時的に消えました。
そして、今の風魔小太郎は
松永の下についているんですね。
真田幸村と対峙している彼は格好良くて、
また、終始、無言ながらも存在感があって
とても良かったです。

なので、放送の終盤で
お市がこの世に戻ってきたのにはがっくりきました。
一期の放送で多くの武将を死なせたのは勿体ないけれど、
お市を生き返らせるなら、
長政様を始め、他の武将も
「実は生きてました」設定で再び出してよ……と
思いました。
原作のゲームからお市は何かと優遇されていますが、
アニメでもそうなのかと、少し嫌な気持ちになりました。
松永をまた見られたのは嬉しかったけれど、
今回みたいに本筋に関わらないエピソードを
閑話休題的にやるなら、
一期の本編で出なかった豊臣や瀬戸内を
もっと出してほしかったです。
せめて、お市が幽霊で終わったなら
まだましだったのになぁ。
どうせ幸村は西に向かっているんですから、
いっそ、ザビー様を幽霊として出したら良かったのに。

そして今回は、幸村がお市に襲われ、
うねうねと動く魔の手に拘束されていた事から
なんだか幸村がヒロインちゃんポジにいるなぁと思いました。
幸村が自力で何とかした辺りはさすがでしたが、
ここで、小山田や、
やっぱり心配で追いかけてきた佐助とかが登場したら
もうどうしようかと思いました。

で、お市は、
彼女自身が抑え込んでいた兄・信長の邪念から
解放されたようですが……
その邪念の方は消滅してないっぽいので、
このままでいくと、あれがラスボスになる可能性もあるでしょうか。
豊臣贔屓の私としては、
政宗と幸村が主人公である以上、
豊臣主従が倒される側（悪）になるのはしょうがないとはいえ、
やはり、どうせ散らされるなら
華々しく、ラスボスらしくあってほしいので、
信長にはしゃしゃり出てほしくないですww



さて今回は、秀吉と慶次の過去が描かれました。
今の半端でない秀吉の強さを思うと、
ああしてノックダウンしている彼が不思議でなりません。
秀吉が、かつて敵に倒された時に
慶次君の命乞いで見逃してもらえた事を思い出し、
身体を張って政宗を守る伊達軍を蹴散らせず、
そのまま去っていったのは、良かったですが……
政宗自身が呟いていたように、甘いですよね。
ああいうふうに、強い絆で結ばれた主従こそ、
後々やっかいな敵になる事から、
今のうちに率先して倒さなきゃいけないのに、
彼らに自分の過去を重ねて見逃すなんて、判断を誤っています。
でも、「愛も情（なさけ）も捨てた」と言いつつも
実は全然捨てられてないところが
秀吉の内面の最大の魅力なので、
そこが視聴者に伝わるように描いてもらえたのは
とても嬉しかったです。

慶次君の回想も、かつてのほのぼの系のエピソードが
逆に、袂を分けた今の辛さを引き出していて
良かったと思います。
着物姿のまつ様がとてもきれいで、
私は見ていて*・゜ﾟ･*:.｡.(*´ω｀).｡.:*･゜ﾟ･*:
となりました。



秀吉の代わりに西に向かい、豊臣軍の代表として
安芸の毛利元就と同盟を組んだ竹中半兵衛（以下はんべ）。
元就とはんべは、どちらもBASARA内では知将扱いですが、
お互いにそりが合わない気がしましたので、
ああして二人が話をしているのを見ただけで、
背中がむずむずするような感じがして、おかしかったです。

そして、はんべが元就から急いているのを指摘された事に、
私はドキッとしました。
はんべ自身は、それを意外に思っていたようですが、
無意識のうちに焦りが出ているのはよくある事なので、
今回の彼もそうなのでしょうか。
しかも、はんべが労咳を病むのは決まっていますし……。
これから本気で彼が焦り始めると、
今の余裕が、まるで嘘のようになくなるんですよね orz
彼の喀血シーンがあるのは目に見えているのですが、
少しでも先に伸ばしてほしいです。
元気なはんべを見られるのは貴重なので、
まだまだたくさん見たいです。



ところで、来週は瀬戸内の話になるかと思いきや、
政宗とけんしんさまのお話なんですね。
なんだか、連続アニメというより、
一話ごとに主人公を替えた短編集のような作品に
なっている気がします。





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続きの感想も書きました。
【第5話：誓願の刻印！独眼竜対軍神 人取橋の対峙！】

宜しければ、合わせてどうぞ。