さくらもちモチ

感想＠アニメ「黒執事」第4話：その執事、酔狂*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「黒執事」の感想です。
今回は第4話「その執事、酔狂」です。

以下の記述には、この先の展開を含めたネタバレがあります。
但し、原作の漫画を読んだ事はありませんので、
感想はアニメ版のみに限定しています。


前回の感想はこちら。
【第3話：その執事、万能】

各話の感想記事のURLは、第2期の放送分も含めて
こちらでまとめています。
【アニメ感想記事 一覧：黒執事】

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作中の重要なキーワードの一つである
シエルの別称“女王の番犬”が本格的に出ました。
これ……作中では蔑称として使われる事が多いようですが、
女王陛下に服従を誓うシエルには
誇りでもあるんですよね。

そしてシエルは、女王陛下の憂いを払う為に、
イギリス中を悩ませている娼婦連続事件の解決に
セバスを連れて乗り出すのですが……
いやぁ、この回はむちゃくちゃ濃いですね！
他のこれまでの回の内容も充実していたけれど、
今回は特に凄いです。
攫われて危機的状況に陥ったシエルを
セバスが王子様よろしく助けに来る展開は、
“黒執事”の作品の中では王道の一つですが、
そこに至るまでの各エピソードがこれでもかと言うほど濃いので
大変素晴らしい出来に仕上がっています。
ぶっちゃけ、それぞれで単独の回をやっても良いぐらいでした。



Ａパートの、セバスのスーパー執事っぷりに
マダム・レッドたちが呆然とする展開も良いですが、
今回はやはり、舞踏会があったＢパートに注目してしまいます。
女装をしたシエルは、めちゃくちゃかわいいなぁ。
前回に引き続き、今回のドレスも素敵なので、
元コスプレイヤーの私としては、
お裁縫をしたいとの欲が疼きますww

そして、女装をしたシエルが潜入捜査をする
（犯人と思わしき青年貴族を騙す）という
ただでさえ面倒臭い任務をこなさなければならないのに、
その舞踏会に、婚約者のリジーまでがいて、
かわいいもの好きな彼女に目を付けられた事で、
お話が更に面倒臭い＆面白い展開になっていました。
シエルがリジーに見つかりそうで見つからない内容は、
視聴者の緊張感を煽っていて、良かったです。
また、これはまずい！もう駄目だ！という時には、
セバスがむりやり機転を利かすのも面白かったです！！
「新年会の眠れる虎」ことラウが、
容赦なしに、セバスの脳天を目掛けて
箱に刀を突き刺すシーン（マジックの余興）では、
初見でない私も大笑いしてしまいました。
そして、本当に「種も仕掛けもない」オチが素晴らしい。
さすが「悪魔で執事」なセバスでした。



また、連続殺人事件の手がかりを得る為に、
シエルたち一行が
作品の準レギュラーとなる
葬儀屋ことアンダーテイカーのお店を訪ねます。
誰もが気にしたでしょうが、
私も、セバスが何を言ったかが知りたいです！！
ラウの冗談は冗談になってませんでしたし、
マダム・レッドのは単なる下ネタでしたので、
レベルが低い彼らの後では、
普通のギャグでも花丸を貰えそうな雰囲気ですが、
セバスが発したならば、
絶対に完璧なお笑いだったんだろうなと思いました。




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続きの感想も書きました。
【第5話：その執事、邂逅】

宜しければ、合わせてご覧下さい。