さくらもちモチ

感想＠アニメ「戦国BASARA弐」第2話：失われた右目 斬り裂かれた竜の背中！*ネタバレあり　[戦国BASARA　アニメ感想] [編集]

アニメ「戦国BASARA弐（ツー）」の感想です。
今回は第2話「失われた右目 斬り裂かれた竜の背中！」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作のゲームのファンで、贔屓は豊臣軍です。
ﾐ｀・ω・´ﾐ人ζ･×･ζ


前回の感想はこちら。
【第1話：乱世再び！裂界武帝・豊臣秀吉降臨！】

各話の感想記事のURLは
アニメ版第一期やドラマCDなどの感想記事と合わせて
こちらでまとめています。
【戦国BASARA：アニメ・ＣＤ感想一覧】

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私は、BASARAシリーズの中で
竹中半兵衛（以下はんべ）が一番好きなので、
彼が戦闘シーンで活躍していた今回は
涙が出るほど幸せでした。
ζ･×･ζ
元気なはんべは良いなぁ。
前回のはんべがとても元気そうだったので、
もしや今回の放送で喀血くる？と思って
ひやひやしながら見ていたのですが
（特に、最後に廊下を一人で歩くシーン）
この時はまだ労咳だと分かってない（喀血してない）んでしょうね。
最初の片倉小十郎との戦いで、
「時間がないと、人は急いて見苦しくなる」とか言ってたのが
凄く凄く重かったです。
そう遠くないうちに、この言葉が
はんべ自身に返ってきちゃうんですね orz
分かってはいるけれど、ちょっと辛いです。
耳が痛かった……。

Ａパートの小十郎との戦いでは、
はんべが彼に「豊臣に下りたまえ」と
淡々と説得＆説明していた時間が長かった割に、
戦闘の一番オイシイ部分がお月様の代替シーン（笑）だったので
（小十郎の瞳にはんべ＆関節剣が映り込むシーンは大変良かったです）
もっと本格的に打ち合ってほしかったですが、
対伊達政宗戦では、関節剣の本領発揮！で
格好良かったです。
鞭のように関節剣を振り回す様は、
まるで新体操のリボン競技のようでしたw
でもすっごく格好良かった。
華麗でした。
小十郎を奪われた伊達政宗が背中を斬られる流れも
彼の状況を絶妙に表わしていて良かった。
私が豊臣の雑兵だったら、絶対にぼーっと見とれてますww
はんべと小十郎との対決シーンの最後では、
関節剣が元に戻るシーンを見られたのが新鮮だったなぁ。
「ああやって戻るんだ」と冷静に見てしまいました。
それと、はんべが馬に乗ってるシーンも見られて良かった！！
この時のはんべは、馬まで美人さんでしたね、
できれば今後、秀吉と二人揃って
馬で駆けるシーンが見たいです。

あ、上記では物足りないと書きましたが、
はんべが軍師らしく穏やかに
──でも冷徹に長々と語るシーンそのものは
見応えがありました。
はんべファンとしては、
軍師らしいシーンもたっぷりと入れてほしかったので
そういう意味では満足もしています。
中の人の石田彰さんの声もステキでした。

そうそう、中の人といえば、
これは石田彰さんが
きっと意識されて言葉を発せられているのでしょうが、
はんべって、長い台詞でも言葉を流さずに、
節できちっと区切って喋る人なんですね。
これがいかにも天才軍師のはんべの口調らしくて
大変良かったです。
上手い人に丁寧に演じてもらえて
キャラのファンとしても幸せでした。



そうそう、最後では
大坂城の天守閣の中も見られて良かったです。
あり得ない……あり得ない内装ですよ！！！
さすがBASARAワールド。凄いなぁ。
あれだと本当に、二人は日常的に天守閣に住んでそうですよね。
（現実では、天守閣は住居ではありません）
でも、あんなに高い天守閣だと
ぶっちゃけ上下に移動するだけで大変だろうなとか
つまらないところを気にしちゃいます。
うっかり忘れ物でもしたら、代わりに取りにいく家臣が大変。

そして、Ｂパートの終わりでは
念願の豊臣の仲良し主従ぶりが見られたー！
ﾐ｀・ω・´ﾐ人ζ･×･ζ
はんべに対する秀吉の「貴様」呼ばわりには
「あれ？　おかしくない？」と引っ掛かったものを感じましたけれど
（ゲームでの秀吉→はんべの呼び方は、「お前」もしくは「半兵衛」）
「我には貴様がいれば良い」との台詞には萌えました。
幸せでした。
我侭を言わせてもらえば、
できれば、「我にはお前がいれば良い」で聞きたかったなぁ。

それと、なにげに秀吉がはんべを労ってたのも良かったです。
アニメ雑誌のインタビューで、
ゲームでの台詞も多々入れて下さるそうだとあったので、
「我は半兵衛を働かせすぎか」みたいな
はんべを思いやる秀吉の台詞が聞けるといいなぁと思っています。
これから先、はんべは安芸に行くそうで、
秀吉とは離れてしまいますが、
次に会った時は、はんべはもう体調を崩していそうで
ちょっと怖いです。
病をひた隠しにするはんべには萌えるけれど、
彼自身や、何も知らない秀吉の心中を思うと
せつなくてたまりません。

で、たった今、書いてて思ったのですが、
今回、作中で登場する主要な主従って、
揃ってバラバラになるんですね。
伊達軍：小十郎が囚われの身
武田軍：真田幸村が薩摩に遠征
豊臣軍：半兵衛が安芸に遠征



ところで、タイアップという大人の事情がありますので、
小十郎の扱いが良いのは当然なのですが
（というか、小十郎は元から人気キャラですけれども）
アニキもとい長曾我部元親もなにげに良い扱いで
ちょっと吹きました。
でも、アニキの声って
なんかいつもと違いませんでした？
私のイメージより爽やかで、ダミ声じゃなかったので
「あれ？　こんな感じ……だったっけ？」と
戸惑ってしまいました。

舞台が西に移ったら、いよいよ瀬戸内の戦いでしょうか。
でも、はんべと毛利元就って、根本的に気が合わないと思えるので、
もし本気で豊臣軍と毛利軍が同盟を結びたいのなら、
お互いに代理の者を立てるのが
一番スムーズに事を運べる気がしますww

今回、真田幸村が出立しました。
彼が馬を走らせている際に映る、水田の描写が
とても綺麗だったなぁ。
今回もキャラの作画クオリティが凄かったですが
それを映えさせる背景班も凄いですね。



慶次君は……辛い立場になっちゃいましたね。
次回で描かれるであろう前田対上杉の戦いでは
やっぱり途中で邪魔をするのかな。
慶次君のことだから、
前田利家まつ夫婦を説得しに行きそうな気がします。
（上杉は攻撃を仕掛けられた側ですから、
所領を荒らす/奪う者に受けて立つのは当然なので）
それでなくても、今回の慶次君は、
秀吉の登場によって複雑な立場になっていますし……。
その悩みどころが彼の見せ場でもあると思いますので
頑張ってほしいです。

さて、かすがと言えば、お約束のヘヴン状態。
きましたわ−！と、恍惚状態そのものも大変おかしかったですが、
今回の放送は、その後も良かったです。
慶次君の疑問を自分へのそれだと誤解したかすがが
彼に「堪忍しろ、前田慶次」と言って
武士のなさけを請うシーンが笑えました。
かすがは、何気ない言動も含めて、全てがかわいかったなぁ。
ムチムチさ加減や、大きなおっぱい＆お尻も含めて
全部がたまらないです。
ところで、かすがは慶次に料理を褒められていましたが、
ゲームですと、
モブの台詞で料理が下手だと匂わされてませんでしたっけ。
（うろ覚えなので違っていたらすみません）
けんしんさまの為に練習した成果が出た！
という設定だったら、もうもう……かわいいなぁ。



今回の放送では
アバンがなく、普通にOPから始まりました。

そのOP。
前回の放送では映像に気を取られていたのですが、
今回、改めて落ち着いて見てみると、
OPのスタッフクレジットの文字がかなり小さいですよね？？
私、自室のテレビが21インチのアナログなのですが、
私自身の視力が悪い事もあって、ほとんど読めなかったです。
作品のファンとしては、
映像を覆うタイプのスタッフクレジットは
無いに越した事が無いのですが、
こんなに小さいと、スタッフさんは残念だろうなと
ちょっと思ってしまいました。
作り手にとって、自分の名前がテレビで放送されるのって
結構大きい事と思うので。
（尤も、有名な方は馴れているでしょうが）

そして初お目見えのED。
[出陣式での「第1話」先行上映レポ]にも書きました通り、
豊臣主従が映像に出てこないのは分かっていましたので、
そうショックではなかったのですが、
Angeloの曲「El dorado」がちゃらい感じに聞こえて
思わず笑ってしまいました。
私は、以前にも書きました通り、
元ピエラーでキリターなので、
Angeloの曲やキリトの歌声は好きです。
でも、今回のEDテーマ曲「El dorado」を聞いた限り、
灰猫君（西川貴教さん/T.M.Revolution）を好きな人には
楽曲的に物足りないというか、しょぼく感じられるというか、
「つまらない」と思われても仕方がないかなと思いました。
キリトの声が軽い上に、バックの音も軽いので、
どうしようもないかと……。
尤も、私はキリターなので、ちゃらくても好きですww
間に挿まれるCMみたいに、サビで両手を挙げたい。

次回も楽しみです！
また豊臣主従がいっぱい出ますように！





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