感想@NHK土曜ドラマ「鉄の骨」第2回:生き残りゲーム*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
NHK土曜ドラマ「鉄の骨」の感想です。
今回は第2回「生き残りゲーム」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。
前回の感想はこちら。
【第1回:談合課勤務を命ず】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年夏 放送開始作品】
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まずはあらすじから。NHKの番組webサイトより転載します。
一谷組・松田社長(笹野高史)は地下道工事を受注するように尾形常務(陣内孝則)に厳命する。
尾形は談合のフィクサーである山関組顧問・三橋(中村敦夫)を平太(小池徹平)と共に訪ね、一谷受注の確約を取り付ける。だが「脱談合」を掲げるトキワ土建が入札参加を表明、一谷組は価格競争に突入する。平太と先輩・西田(カンニング竹山)はコストダウンのために下請けの坂元舗装社長(寺島進)のもとを訪れる。
まさかこんなに早く、
遠藤安男(豊原功補さん)がいなくなるとは
少しも思ってませんでしたので、
彼が名古屋に飛ばされた事には本当に驚きました。
恋人・野村萌(臼田あさ美さん)との会話や、
トキワ土建の若社長からの問いに対する答えで、
富島平太(小池徹平さん)が
談合という渦の中にすっかり飲み込まれているのが
よく分かりました。
また、私も「談合はいけない事だ」と分かっているのに、
主人公である富島に感情がシンクロするからか、
“談合反対”の立場を取るトキワ土建の方が
まるで悪役(敵)のように思えてきたのが面白かったです。
富島が所属している一谷組は、
談合を喜んでやっている、言わば“悪”なのに、
このドラマを見ていると、
正しい事をやっているトキワ土建の行動を邪魔だと感じ、
鬱陶しく思えてくるなんて、やはり、
“誰の目線でドラマを描くか”は大事だなぁと思いました。
前回と今回の一谷組の落札失敗には
誰かの悪意が絶対に絡んでいるなぁと思っていましたが、
やはり、会社を潰そう
(どこかに吸収合併させよう)という意があるようです。
キーマンは、三橋萬造(中村敦夫さん)でしょうか。
彼が、富島の父母をよく知っていたらしい上に、
富島の母親が、「三橋を知っているか」という息子の問いを
戸惑いつつもはぐらかしたのが
とても気になります。
それにしても、最初から最後まで不安要素がいっぱいで、
心が落ち着かないドラマですね!
面白いから良いのですが、見た後でどっと疲れますww
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続きの感想も書きました。
【第3回:地下鉄争奪戦】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-07-11 23:50
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