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感想@アニメ「さらい屋 五葉」第十一話:失礼つかまつった*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「さらい屋 五葉」の感想です。
今回は第十一話(第11話)「失礼つかまつった」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでいません。


前回の感想はこちら。
第十話:汚い野良猫

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
感想記事 一覧:2010年4月 開始作品

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今回のお話は、きつかったなー……。
見ていて辛かったです。

まずAパート。
五葉が最後の“仕事”として攫った子供の顛末。
この時代、あの年頃の男子が
見ず知らずの土地に捨てられた場合、
どのくらいの割合で幸せになれるんでしょうか。
“幸せ”という単語には定義がないので、難しいですが、
たとえば、あの子があのまま旗本の家で育てられたよりも
幸せか否かという話で……。

使いの者(五葉と交渉した人)の話をそのまま信じれば、
あの男子は、父親から愛されてなかったようです。
でも、旗本の息子ですからね……。
そのままそこで育てば、よほどの事がなければ
食うに困る生活を送らずに住んだのを思えば、
飢えて死ぬ子供よりは幸せだったかもしれません。

旗本の息子なら、それなりの教育を受けていて
読み書きもできるでしょう。
それに、自分の身に何が起こったかも分かっています。
なので、喜ばれるところに引き取られれば
とりあえずは不幸にならずに済みそうなんですが……。
誰か、子宝に恵まれない優しい夫婦に拾われて、
そちらの跡取として幸せに暮らしているはずと
思いたいです。

この時のイチ(弥一)にはゾッとしました。
マサ(秋津政之助)が、
イチがかどわかしを続けていたのはこれを見る為
(子供が、幼かった頃の自分と同じ目に遭う)ではないかと
推測していましたが、
まさにその通りだと思います。
イチは歪んでいるなぁ……。
マサが言っていた通り、
彼は未だに過去から抜け出せずにいたんですね。
でも、ずけずけと人の懐に入ってくるマサとの出会い以降、
イチの様子が変わったのを思うと、
彼がずっと歩いてきた暗闇の長いトンネルの出口は
もうすぐそこなのかもしれません。



Bパートの過去話も、怖いと思いながら面白く見ました。
特に、イチの兄貴分に当たる人の不始末の件。
せっかく、ご隠居が“仏”らしく慈悲を見せたのに
イチがばっさりと斬ったのには驚きました。
この時のイチは、まるで感情が無いようだったなぁ。
今のイチは、マサの言う通りなら、
彼自身が“こうありたい”と望んで演じていたらしいですが、
こうして過去の彼を回想シーンで見てしまうと、
演技でも何でもいいじゃないかと
言ってしまいたくなりました。
せつない。



ところで、今回は
裏番組のアニメ“おお振り(2期)”が
サッカーのワールドカップ放送の影響で
放送開始時間が多大に遅れた為、
今回初めて、最初から最後までリアルタイムで見られました。
(いつもは最初の十分弱しか見られない為、録画しています)
たしか、こちらの作品のプロデューサーが、
初回の放送後(視聴率が出た後)に、
もっと高い視聴率を取りたいとの発言をネットでしていましたが、
本当にそう思っているなら、
他の民放キー局でアニメを流している時間に
わざわざぶつけないでほしいです。
(ちなみに、その時は“おお振り”の圧勝でした)

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続きの感想も書きました。
第十二話(最終回):もうふらふらですよ

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-06-26 01:56  nice!(0) 
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