さくらもちモチ

感想＠韓国ドラマ「タルジャの春」第3話：運命の出会いはあるのか？*ネタバレあり　[韓国ドラマ感想] [編集]

フジテレビの韓流αで放送中の韓国ドラマ
「タルジャの春」の感想です。
今回は第3話の「運命の出会いはあるのか？」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第2話：恋愛も代行可能ですか？】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ】

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まずはあらすじから。BSジャパンの公式サイトより転載します。

タルジャは、絶妙のタイミングで２回も目の前に現れたオム・キジュン（イ・ヒョヌ）を運命の男だと確信。彼も自分に気があると固く信じる。しかしオムは、はっきりしない反応を見せ、しかも仕事の打ち合わせ中にタルジャのキャリアさえ無視してしまう。それでも運命を信じるタルジャは、オムに自分の能力と魅力をアピールしようと努力するが、決定的な瞬間に無様な姿を見せてしまう。

今回のサブタイトルに「運命」とありますので
意識的にそうなったんでしょうが、
オ・タルジャ（チェリムさん）は「運命」を言い過ぎだと思いますww
最初の出会い（前回の放送の最後）と再会は
そう言っても許されると思いますが
その後は……私も苦笑いをしてしまいました。
タルジャはこれまでも、こんなふうに、
「彼は私の運命の人！」や「彼は私を意識してるわ」と
妄想の翼を広げていたんでしょうか。
その前に、自分が三十代の女であるのを挙げた上で
「男の人に見られたら、顔に何か付いているのではと確かめたくなる」という
自嘲気味なモノローグがありましたが、
この場合は寧ろ、
「男の人に優しくしてもらったら
自分に気があるのではないかと思い込んでしまう」という
自意識過剰振りを表に出した方が良いのではないかと思いました。




さて、そのオム・キジュン（イ・ヒョヌさん）。
タルジャは、「3！」を連呼していたように、
キジュンが自分にとって運命の人であってほしかったようですが、
私には彼がそうだとは思えませんでした。
最後にコートを貸してくれたのは、単なる親切で、
お礼（食事への誘い）は、
最初に出会った時にタルジャからこう言われた事を踏まえての
誘い返しでは？？
第一、タルジャがシン・セド（コン・ヒョンジンさん）に
吐瀉物を引っ掛けられた際に、
キジュンは、彼女を呆れたように見るだけで
全く助けようとしなかった時点で
彼女には気が無いと、私には思えました。
多分、これからキジュンの気持ちも変わっていくのでしょうが、
少なくとも、好きな女が他の男から汚物を引っ掛けられたら
すぐに助けるのが男ってものでしょう。
それに、タルジャが一人で盛り上がっていた会議では、
カノジョがキジュンをチラチラと見ていたからこそ、
キジュンも気になってしまい、彼女を見たのでしょうし。



タルジャは、カン・テボン（イ・ミンギさん）に
「夢見る夢子ちゃん」と称されていましたが
本当にそうですね。
とにかく、自分には運命の出会いが必ずあって、
運命の男が表れるはず──と信じている。
何か偶然が重なれば、とにかく“運命”。
でも、現実を知った途端に
自分が“運命”呼ばわりしたのを都合良く忘れて
次に生きる……物凄く、行き当たりばったりです。
でも、そこがかわいいです。
今のところ、タルジャにとってテボンは、まだ
“自分に都合が悪くなった時の誤魔化し”要員でしかないようですが
そのうち変わってくるのかな。
次回も楽しみです。







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続きの感想も書きました。
【第4話：王子様は存在した！ しかし・・・】

宜しければ、合わせてどうぞ。