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感想@映画「トワイライト〜初恋〜」*ネタバレあり [映画・舞台]

映画「トワイライト〜初恋〜」の感想です。

トワイライト~初恋~ [Blu-ray]

トワイライト~初恋~ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: Blu-ray

以下の記述にはネタバレを含みます。


前知識無しで、CSで視聴しました。
タイトルに“初恋”とある事から
こちらがラブロマンスである事は容易に察しがつきましたが、
その前の“トワイライト”の単語が気になりました。
私の思い込みで、この単語からSF臭を勝手に感じたのと、
ごく普通の映像にも、なんとなく非日常的な感じ
(自然によって隔離された閉鎖的の世界の匂い)がしたので、
どこかでファンタジー/SF要素が入るのかなと思いました。

で、暴走する車に接近されて
ベラ(クリステン・スチュワートさん)に危機が迫った瞬間、
遠くにいたはずのエドワード(ロバート・パティンソンさん)が
勢いよく飛び込んできて、
物凄い力で車を押し戻したシーンを見て、
「あ、もしかして、これってタイムトラベルもの?」と誤解しました。
てっきり、この二人が未来で恋人同士になっていて、
何らかのトラブルがあり、エドワードがベラを救う為に
わざわざ過去に戻ってきたのかと思ったんです。
(ベラがあの事故に遭わなければ
彼女の不幸な未来が幸せなものに変わる……的な感じで)
なので、その後、ベラが“冷人族”という単語に辿り着いたり、
エドワードの正体が吸血鬼だと判明したりした際には
「あ、そっちなのか!」と思いました。
それで、エドワードは
陽光がきつい晴れの日には学校を休んで、
雨の日だけ登校していたんですね……。
(日光に当たると死ぬのではなく、
皮膚がキラキラと光るだけというのは
いかにも現代版ドラキュラという感じがして良かったです)

実は、エドワードとベラが最初に教室で会った際に、
先に座席に座っていたエドワードが
物凄い顔をして鼻を押さえていたのが印象的だったので、
私もずっと「あれは何だったんだろう」と気になっていたんです。
たとえば、ベラが実は死人で(本人も周りも気付いてない)、
エドワードにしか気付けない死臭を放っているのではないかとも
想像しましたww
なので、エドワードが吸血鬼で、
ベラが無意識で放つ独特の匂いに負けそうだったというのにも
納得できました。
エドワードにはベラの心だけが読めないというのも良かったです。
まさに、愛のドラマだなぁ。



エドワードの正体バレまでで、最初の一時間弱、
その後が残り約一時間……という構成は、
私にはちょっとだらだらしているなと思いました。
エドワードの正体が分からない前半は、それなりにドキドキしましたが、
そこを十分ぐらい詰めて、代わりに、
二人のラブラブシーンを増やしてほしかったです。
興奮する事は、吸血鬼であるエドワードにとって危険なので、
(ベラの血を吸いたくなるから)
キスするのも大変な事はよく分かりますが、
エドワードが愛ゆえに本能を抑えるシーンも、もっと見たかったです。
最初に二人がベラのベッドの上でキスをしたシーンは
萌えたなぁ。
そして、エドワードが白状していたように、
それまでも、彼がベラの部屋にそっと潜入していて、
愛しい彼女の寝顔を何度も眺めていたのかと思うと
せつなくもあり、おかしくもありました。



転機になる野球のシーンもおかしかった!
その前に、ベラがエドワードの家を訪ねるシーンが
ちょっと奇妙な感じがして、私には怖かったので、
超人対決となっていた野球のシーンの前半は、素直に楽しめました。
エドワードたちが人間の血を吸わないとは分かっているけれど、
彼の家族とベラが対面したのがキッチンで、
しかも、料理中というのには……ちょっと引いてしまいましたので。
彼らは一応、捕食者と被食者の関係なんだよなぁと
改めて思えてしまいました。
エドワードが、ベラに自分の正体をバラす際に
「僕の全てが君を誘う罠なんだ」と言いますが、
彼のイケメン外見&声が、捕食者としての魅力だと思うと
(そういう魅力で被食者を惹き付けている)
せつないです。



そして、最後も萌えました!
覚悟を決めたベラの首筋に
エドワードがキスをした後(吸わなかった)、
「僕のそばで幸せに生きるだけじゃ駄目か?」と問いかけるシーンには
私の乙女心(笑)がざわつきました。
死なずに永遠の17歳状態であるエドワードと、
一秒ずつ老いていき、いつかは亡くなるベラ。
結局、ベラは「いいわ……今わね」と含みを持たせた返事で終わり、
自分達の関係に一応の決着をつけたわけですが、
(このまま、吸血鬼と人間のカップルとして愛しあっていく)
この先に何度もあるであろう転機を前にして、
この二人が、今回と同じ選択をできるかどうかが見物です。
──と書いていて知りましたが、
こちらの作品って続きがあるんですね。
今回は、三部作の内の第一作??
続きが気になります。



気になると言えば、作中でエドワードが何度も
自身たち吸血鬼を「モンスター」と称した事です。
多分、エドワードたちも
自分たちの種族に対しては強い誇りを持っているはずです。
でも、絶対数が少ない上に、
人間の生活の中でひっそりと暮らしている以上、
自分たちが上位種(捕食者)だとは分かっていても、
“異物”な存在であるとも認めていて、
彼らに迷惑を掛けずに生きる事をモットーとしているようです。
ただ誇りを持つだけなら、
エドワードは愛するベラを自分たちの側に引き込んだと思います。
でも、エドワードそうしなかった
──それは、自分たちが人間たちと深くかかわって生活している以上、
ベラが人間なら、そのままで生きた方が良いと
エドワードが分かっているからですね。
吸血鬼であるが故の苦しみや悲しみを
エドワードも身をもってよく知っているからでしょうね。

他の、人間を補食している吸血鬼たちの考えは、
また別のようですが、
少なくともエドワード一家は、人間を決して蔑ろにせず、
自分たちと対等の相手として
適切な礼儀をもって接しているなぁと思いました。



吸血鬼ものは、
創作の世界では一つのジャンルであるほどメジャーな題材です。
その中でも、ラブロマンスをメインに描いたこちらの作品は
明るい部類に入ると思います。
ですので、往年の怖くて悲しい吸血鬼が好きな人には
合わないかもしれません。
私は、それほど興味がないのですが、
現代の生活に合わせて進化した吸血鬼がいてもいいなぁと
思いましたので、
エドワードとベラの恋愛についても、すんなりと受け入れられました。
吸血鬼ものが好きというより、
ラブロマンスが好きという人に合う作品だと思います。

ただ、この内容で二時間弱は少し長いかなと感じました。
もうちょっと短くても良かったです。
(途中でちょっと飽きました)
そして、この長さでやるなら、
上記の通り、前半部分を少しカットして
後半部分を長くしてほしかったのですが……
こちらの映画が本当に三部作の序に当たる作品で、
続きの映画で、二人のラブラブっぷりがたっぷりと描かれているなら、
この程度で良かったのかもしれません。




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2010-06-22 23:16  nice!(0) 
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