さくらもちモチ

感想＠ドラマ「タンブリング」第10話：夢を信じてあきらめない…*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「タンブリング」の感想です。
今回は第10話「夢を信じてあきらめない…」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想記事はこちら。
【第9話：飛べ!!失われた友情のために】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）記事でまとめています。
【第5話：失われた信頼…汗と涙の合宿】

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今回は、サッカーのワールドカップの日本戦
（しかも優勝候補のオランダが相手）が
同じ時間に他の局で放送されていたので、
私も、録画しておいて後で視聴しました。



あらすじが新聞の朝刊に載っていた事から、
私は、視聴する前から
今回の放送の大体の内容を知っていました。
それでも、今回はとても面白かったです。
初回の第1話以来、
久し振りに「あ、面白い」と素直に思えました。

この理由は、やはり、
今回は新体操の練習がメインだった事だと思います。
関東大会に出場できるメンバーを決める選抜テストが
終盤にありましたが、
それ以前でも、練習シーンが多くて嬉しかったです。
勿論、不良メンバーが部内にいますので
今回も彼ら絡みの問題はありましたが、
部員が直接誰かと戦う展開にならなかったのも良かったです。
教師側で問題を片付け、部員は練習に励む……と、
本来の役割をこなすところで
関東大会を辞退しないと決めたとなったのは
理想的だと思います。



ただ、欲を言えば、主人公たち初心者組が
今回の課題となった“三つバック”
（バク天を三回連続で行なう）を
きちんとできるようになるまでの描写を
以前の回で、今回の伏線として
きっちり入れてくれれば良かったのにと思いました。
これは役者さんの都合が優先された結果でしょうが、
みんな、練習描写がほとんどなかったのに
いきなり出来ている事に違和感を覚えます。
あっさりと出来過ぎです。
せっかく初心者を主人公に据えたんですから
“技をきれいにできるまで”を描いてくれればいいのに
──と、また毎回書いている内容になってしまいました。

それと、これもほぼ毎回書いている気がしますが
やたら感動系に持っていきたがる
もったいぶった演出にも、ちょっと飽きています。
毎回毎回同じお話の流れでその演出が来ますよね？
これがウリなんでしょうが、
その前後をきっちりと描いてもらわないと
そこだけ感傷的になっても泣けないです。


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続きの感想を書きました。
【第11話（最終回）：男子新体操が生んだ夢と希望の奇跡】

宜しければ、合わせてどうぞ。