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感想@ドラマ「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」第9話(最終回):最終話SP 私たちの、愛と死…最後の選択*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」の感想です。
今回は第9話(最終回)
「最終話SP 私たちの、愛と死…最後の選択」です。

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
第8話:私、恋で人生を捨てる

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年春 放送開始作品

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最終回でした。
私は毎回、こちらをネタドラマとして楽しく見てきましたが
この最後も「ええええ」と苦笑して終わってしまいました。
特に宮沢誠一郎(吹越満さん)。
腹筋してる場合じゃないと思いますww

大久保真一(三上博史さん)が亡くなるのは
予想通りでしたので
特に驚く事はなかったのですが、
びっくりしたのは西山陽子(斎藤由貴さん)の黒い涙!
あそこは、陽子が
化粧が落ちるのも気にせずに大泣きするという
設定なのかもしれませんが
見ていてちょっと引きました……。
ここは普通の、透明な涙が見たかったです。
物凄くシリアスな場面なのに、
涙の黒さに意識が向いてしまって
ドラマにのめり込むどころじゃありませんでした。
「うわ、黒っ!」と、びっくりするだけでした。

でも、義理の娘が、
以前のつんけん振りが嘘のように、
陽子に対して優しく接していたのは、とても良かったです。
序盤、大久保が運び込まれた病院で、
泣き崩れた陽子をこの子がやさしく宥めていて
(小さな手で陽子の身体に触れていて)
「あぁ、この子は本当に陽子に懐いているんだ」と
分かりましたし。
今回、最終回を迎えたものの、
わりと他の事がぐだぐだだったので、
こうして明確に、
問題が解決→物事が良い方向に進んだと提示された事が
一つでもあったのには好感を持ちました。



ただ、最初に失踪した二人組の理由が、
今回ようやく明らかになった割には盛り上がらなかったのと
(今さらどうでもいい感じ)
大久保が亡くなった後が長過ぎて、だらだらしていたのと、
最後がイミシンな感じで匂わせただけで終わったのが
残念でした。
こういう終わり方は、最近のドラマではよくありますが、
放送時間を15分拡大したんだから
もっとはっきりと描いたら良いのに……。

そして、主演は黒木瞳さんで、
その相手役は高橋克典さんでしたが、
ドラマのオイシイところは全部、
三上博史さんが持っていったと思います。
三上さんは本当に良かった!
滑舌が良いし、演技が上手いし、
彼が醸し出す空気は、どのキャラクターを演じても濃いのに
全然嫌味じゃなくて──クサい台詞もめちゃくちゃ似合ってて
素敵でした。
大久保が、机に伏せたまま動かなくなるシーンでは、
実を言えば、私、リアルで、
パソコンからお葬式用の弔電の申し込みをしていて、
テレビを横目で見て
「あーやっぱり大久保は亡くなったかー」と思いながら
手続きをしていたので、
ドラマの世界に入りきれてなかったのですが
集中していたら、彼の死に対して泣いたかもしれません。
また、三上さん、連ドラに出てくれたらいいなぁ。


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2010-06-20 23:34  nice!(5) 

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