感想@ドラマ「警視庁失踪人捜査課」第7話:消えた少女の真実*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
ドラマ「警視庁失踪人捜査課」の感想です。
今回は第7話「消えた少女の真実」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。
前回の感想はこちら。
【第6話:消えた花嫁!3000万の行方】
各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年春 放送開始作品】
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誘拐された子供を助ける為に親が犯罪を犯すのは、
ミステリドラマではよくある展開です。
で、今回は、この要素↑に
“失踪人”のエピソードを無理に絡ませたので
(こちらは“失踪人”を捜索するお話なので、
そもそも誰かが失踪しないとドラマとして成立しない)
無理が出ちゃったかなぁと思いました。
先に失踪してしまった対象(殺したい男性)を探す為に、
その駆け落ち相手の女性を無理に誘拐して、
その失踪届けを警察に出し(自作自演)、
高城賢吾(沢村一樹さん)達に探させるというのは
非常にまだるっこしいです。
まぁ、そもそも、
対象とその愛人が駆け落ちを目論まなければ
ここまで面倒臭い話にならなかったですし、
また、殺しを依頼した真犯人の女性弁護士が
素直に離婚に応じていれば、
夫に駆け落ちされる事もなかったですが……。
それに真犯人(駆け落ちした夫の殺害を依頼した女性)は、
夫を殺さなければならない動機が薄くないですか??
家庭内での力関係が強い方が、弱い方の死を本気で願う
(通りすがりの人に五千万円で依頼してしまう)のには
不自然さを感じました。
これがまだ逆だったら──もしくは、
駆け落ちが絡まない話でしたら分かるのですが。
幾つもの事件がからみ合っているのは良かったのに、
それぞれのお話が弱いので、
単なる寄せ集めなお話になってしまったように
感じられました。
ところで、ゲストの元警察官役として
財前直見さんが登場しました。
テレビで彼女を見るのは久し振り……だったのですが
(すみませんが)老けたなぁと思いました。
ドラマ“お水の花道”でも
既に、そこそこのお年でしたもんね。
また、単発でもいいから
別のドラマで主演してほしいです。
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続きの感想も書きました。
【第8話:爆破現場から消えた男!】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-05-29 21:02
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