さくらもちモチ

感想@アニメ「おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜 」第9話：研究されてる*ネタバレあり　[おお振り：アニメ感想] [編集]

アニメ「おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜」の感想です。
（セカンドシーズン）
今回は第9話「研究されてる」です。

私は原作（月刊アフタヌーンでの連載漫画）の感想も書いています。
【おおきく振りかぶって：アフタヌーン感想】
よって、以下の記述において
アニメ化・単行本化されてない部分のネタバレが多々あります。


前回の感想はこちら。
【第8話：5回戦】

アニメ版「おお振り」の感想記事のURLは
カテゴリで分けている他、第一期も含めて
こちらの目次（インデックス）ページでまとめています。
【アニメ感想記事 一覧：おおきく振りかぶって】


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今回は、
自分たちが美丞大狭山から“研究されてる”のを知って
対策を練る西浦っ子たちの話でした。
相変わらず、西浦には厳しい局面ですが
原作の漫画を最初に読んだ時にも面白いと思えた小ネタが
このアニメでも同様に面白かったです。

特にＡパートの水谷くんの「脇を締める感覚〜」！！
おいおい今さら……と思いましたが
実際、毎日死ぬほど野球をやっている球児でも、
案外、こんなものなのかもしれません。
あんなに打てる田島だって、多分、理論云々ではなく、
感覚的なもので“脇を締める”事が分かっているのでしょうし。
それを、自然に理解できただけ（ちょっと遅いのは否めませんが）
水谷くんは良かったんだと思います。



そして、脇といえば、脇腹くすぐり。
脇を触られてもくすぐったくないだなんて、
阿部と巣山くんはいいなぁ。

Ｂパートの冒頭では、
話し掛けてきた（気合いを入れてきた）花井に向かって
三橋がそれをやり掛けていたのが、おかしかったです。
たしか原作の感想でも書きましたが、
この二人、対崎玉戦での会話を経た事で
“仲間”としての関係が明らかに向上してますよね。
三橋が花井に馴れてきたのか、
まだ遠慮はあるものの
（田島を相手にする時のようなわけにはいかない）
大分、会話が普通に行えるようになってきましたし。
三橋がまだ花井を怖がっていたら、
あんなふうに、脇腹を握ろうとして
手をぐにぐにさせていないと思います。
そして、やりかけてはいるのだけれど
実際にできないのも、今の三橋だなぁと思います。
あれで本当にできるようになったら
物凄い進歩なのですが。
でも、そうしたら三橋が三橋でなくなるかもしれませんww

“得点するとハイタッチ”もおかしかった！！
ここは原作ですと、自分の間で読むので、
今回は他人の（制作側の）間で映像を見たわけですが、
バットを抱えていた三橋がそれを置いて、
既に準備している花井に向かって
よいしょと手を挙げているのがおかしいです。
また、それをじっと待ってる花井もおかしい。
いいなぁ、この二人。

そうそう、今回の花井のレフト前ヒットは
本人も言っていましたが、
見ていた私も気持ちが良かったです。
バッティングの基本は、センター前に飛ばす事とはいえ、
自分の本来の特性（花井は引っ張るのが好き）を
無理に無くす必要は全くないので、
今後の事も考えると、
彼がここでこれを思い出せたのは大変良かったと思います。



さて、せっかく西浦が2点も入れて点差を縮めたのに
また美丞大狭山に1点入れられてしまいました。
バッテリーの結束が固まったので、まぁ良いのですが、
西浦好きの私には、見ていて苦しい展開です。
でも、阿部の心配をしている三橋と、
自分のせいで三橋を不安にさせた事を省みる阿部は
とても良いですね。
まだコミュニケーションが不足していて、
この二人の“仲間”としての関係が普通でないのは
大きな問題ですが、
二人はちょっとずつ
──本当に少しずつ歩み寄っていると思います。



ところで、和さん！！
今回の和さんの発言は、隣にいるロカさんにしてみれば
本当に、ウザい事この上ないと思いますww
私も、この二人の会話──というか
和さんの一方的な話し掛け状態を聞いていて、
「和さんウッゼ−」と笑いながら見てしまいました。
でも、ここは和さんがいないと話になりませんからね。
もしやロカさんがスタンドからサインを送ってるんじゃ……？と
勘付いたシーンでは、
先の展開が分かっていても、
思わず「よし」と言ってしまいました。
（スタンドからのサイン出しは禁じられています。
応援で、たとえば
その辺のオジサンが「カーブ狙えよ！」と叫ぶのは
好ましい事ではないですが、黙認されています。
サインではないので）





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続きの感想も書きました。
【第10話：5回裏、2対5】

宜しければ合わせてどうぞ。