さくらもちモチ

感想：アニメ「ハートキャッチプリキュア」第16話「ライバルはエリカ！演劇部からの挑戦状です！！」*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「ハートキャッチプリキュア」の感想です。
今回は第16話
「ライバルはエリカ！演劇部からの挑戦状です！！」です。

以下の記事にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第15話「なんと！生徒会長がキュートな服来ちゃいます！！」】

各回の感想記事は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
【アニメ感想一覧：ハートキャッチプリキュア】

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サブタイトルからして、
演劇部の女の子と来海えりかちゃんの戦いかと思いきや、
冒頭こそ、そういう描写もありましたが、
メインは、演劇部の女の子のお悩みでした。
（演じる事に対して熱心すぎて、周りが目に入らなくなる）

確かに、今回のサブタイトルを見たら
「お！」と興味を持ちますし、
上記の通り、そういう内容も無かったわけではないのですが
今回は違うサブタイトルの方が良かったと思います。



プロの役者を目指しているからか、
自分にも他人にも厳しい部長と、
「部活は楽しくやりたい」と思う部員の認識のズレは、
演劇部に限らず、他の部活動でもよくある話なので
テーマとしては良かったと思います。
今回は、顧問教師から指導されるのならともかく
同じ部の子から頭ごなしに
「そんなんじゃ駄目！」と言われるのが
問題だったんだろうなぁ。
あまりにも一方的過ぎました。

また、演技というのも難しい問題です。
たとえば、今回、部内で衝突した場面でいうと、
あの台詞を悲しく言うか、声を張り上げて言うかは
個人の好みに大きく左右されます。
これがプロなら、演出家に一任されますので
その後にやり直しやぶれがあっても、
「今回はこっちの演出でいく」という事に皆が納得するでしょうが、
同じ生徒である部長のワンマン演出では、
今回の放送のように、皆がついてこない事も
当たり前のようにあるのではないかと思います。



一度は部を辞めようとした皆が演劇部に戻ってきて、
最後に仲直りするというのは
定番中の定番の展開でしたが
こうでなくては逆に困りますので、良かったです。
しかも、部長のワンマンが続くのではなく、
部員からも積極的に意見を出せる雰囲気になった事で、
揉める前より関係性が向上した
→より良い舞台になりそう……という終わり方は
お手本のような締めだったと思います。





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感想は以上です。

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続きの感想も書きました。
【第17話「認めてくださいっ！私たちのプリキュア魂！！」】

宜しければ、合わせてどうぞ。