感想@ドラマ「TBS日曜劇場 新参者」第六章:翻訳家の友(疑惑の友)*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
TBS日曜劇場の連続ドラマ「新参者」の感想です。
今回は第六章「翻訳家の友(疑惑の友)」です。
以下の記述にはネタバレがあります。
私は原作の小説を読んでいません。
前回の感想はこちら。
【第五章:重要参考人は息子の恋人】
各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年春 放送開始作品】
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前回の最後で流れた次回予告や、
放送前に流れていたCMで
“新展開”
“遂に真犯人が……?”というアオリがあったものの、
結局、今回も、いつもと同じパターンで
“疑わしいけれど実は犯人じゃない人が登場!”のお話でしたので、
がっかりしました。
「どうせそうなんだろうな」とは思ってましたが
その通りだったのが物凄く残念です。
そもそも、
恋人に「私、あなたと一緒に(海外に)行けない」と
言われたからといって、
その理由になっている人
(被害者の三井峯子/原田美枝子さん)を殺すかな??と
思いました。
作中で、↑を、疑わしい理由として
松宮脩平(溝端淳平さん)が鼻息荒く話していましたが
殺しの動機としては弱いと思います。
尤も、何が原因になってもおかしくない世の中ですので
(ちょっとしたトラブルが殺人に繋がりやすい)
絶対に無いとは言えませんが……。
被害者の三井峯子が注文したお箸の件は、
マキティの話の時に
私もちょっと気になっていましたので、
「あぁ、この為だったのか」と納得できました。
でも、これまでの回でもそうだったように、
被害者が優しい性格だった事はよく分かりましたが、
主軸の、殺人事件の捜査が全然進んでないので
ミステリとしては相変わらず強い不満があります。
こうして、
加賀恭一郎(阿部寛さん)がしらみつぶしに当たった結果、
最後に残った人が犯人──となるのかもしれませんが、
そもそも、視聴者には全体像が分からないので、
(三井峯子と親しかった人物が何人いるのかも、
ゲストキャラクター達との関係性も、事前に描かれず、
その回になってようやくこういう人がいたと分かるので
終わりが見えない)
飽きてしまいます。
そして、前回で容疑が晴れた青山亜美(黒木メイサさん)。
二番手ぐらいの扱いかと思っていたら
一気に部外者になってしまって
「あれ?」と肩すかしを食らいました。
彼女はこのまま
被疑者の息子の恋人として終わるのでしょうか。
加賀とも知り合いだったというせっかくの設定が
まだ生かされてないと思えますので、
そうでない事を祈ります。
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続きの感想も書きました。
【第七章:刑事の息子(刑事の嘘)】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-05-24 23:36
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