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感想@ドラマ「警視庁失踪人捜査課」第3話:ミステリーの女王に驚愕の秘密*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「警視庁失踪人捜査課」の感想です。
今回は第3話「ミステリーの女王に驚愕の秘密」です。

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前回の感想はこちら。
第2話:消えた息子が堕ちた白い罠!

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年春 放送開始作品

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今回は、高橋ひとみさん演じる
人気女流ミステリー作家の失踪事件が描かれました。
高橋ひとみさんというと、私は
人気シリーズのドラマ「トリック」の
スリット事件を思い出しますので、
彼女が画面に表れたのを見たと同時に
「あ、スリットさんだ」と苦笑してしまいました。



出すミステリー小説が必ずベストセラーになるという
人気セレブ作家の顔を表に持ちながら、
裏では、過剰な見栄っ張りで
買い物依存症、不安症という深刻な問題も抱えていた
今回の失踪者。

捜査が進むにつれて、
人の羨むような生活をしていた対象者の
化けの皮がどんどん剥がされていき、
後ろめたい過去や嫌な部分が見えてくるのは
ミステリーの定番です。
なので、失踪者(被害者)に
上記の欠点や学生時代のイジメがあったのは
想像できる範疇でしたが
まさか、人殺し云々の話が出てくるとは思わなかったので
面白く見ました。
特に、後半、身元不明の女性の死体の正体が
テレビショッピングの電話オペレーターだと分かった
(しかも、失踪者の元同級生だった)くだりからは
見ていて楽しかったです。



今回も、事件に深く関わっている人物が少ないので、
これがこちらの作品のテーマである
“被害者が亡くならない事件”となると、
彼女を監禁した犯人は、実の弟か担当編集者かしかいないわけで。
実際にそうだった事から、
明らかにされた犯人には意外性はなかったですが、
まさか、被害者が最後にああなるとは思ってなかったので
私はちょっとしんみりとした気持ちになりました。
最後、高城賢吾(沢村一樹さん)は
今回の事件や捜査に対して
やりきれない感情を抱いたらしい明神愛美(森カンナさん)に向かって、
自分たちは被害者の心を救ったんだと言い、
そう思わないとやっていられないというような事も
漏らしていましたが、
やはりこれは、幸せな最後とは言い切れない締め方ですので
ビミョーな気持ちになりました。

被害者がああなった決定打は、あの監禁だったけれど、
それ以前にも、他の皆から
精神的にあれこれと追い込まれていたんだと思ったら
悲しくなりました。





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続きの感想も書きました。
第4話:4年消えていた男

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-05-01 13:31  nice!(0)  コメント(0) 
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