感想:NHK土曜時代劇「咲くやこの花」第八話「恋ぞつもりて」*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
NHK土曜時代劇「咲くやこの花」の感想です。
今回は第八話「恋ぞつもりて」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第七話「みをつくしても」】
各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年冬 放送開始作品(1月〜)】
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作品の序盤から話題になり、
主人公のおこいちゃんが出場・優勝を目指していた
“大江戸かるた腕競べ”がとうとう開催され、
終了しました。
視聴者の誰もが予想したように、
大会の優勝者で、江戸一番と認められたのは
おこいちゃんだったわけですが、
このかるた大会そのものが面白くなくて
私はちょっと退屈しました。
“むすめふさほせ”を知っている
+他の札を取るのも早いおこいちゃんが圧勝できたのは
いかにも主人公らしくて良かったと思います。
でも、もう少し盛り上げてほしかったなぁ。
深川一を決める予選大会の
対おしのちゃん戦でもそうでしたが
試合が一番つまらないのは、
いくら、この作品がかるた大会のドラマではないとはいえ
問題があるのではないかと思いました。
さて、恋のお話。
前回で長年の恋にようやく決着がついたはな先生に続き、
今回は、過去のすれ違いがこれまでにも多々見られていた
おそめさん(おこいちゃんの母)と
信助さん(おしのちゃんの父)の一件が描かれました。
この二人が、本当は好きあっていたのに
お互いの勘違いが元で
それぞれ別な人と結婚してしまったのは、
これまでのお話の中で想像できていましたが、
ここに、おこいちゃんのお父さんが作った
木製の箱の話が絡むようになった事で、
ちょっとしんみりとした内容になったと思います。
おそめさんを好きでいながらも
彼女に酷い事をしてしまった悔いがずっと残っていて
(信助さんに対するおそめさんの手紙を渡さなかった)
ああやって、
お父さんの思いが今になってそれが露になるのは
なんともせつなかったです。
上記の通り、かるた大会が面白くなかった分、
余計に良かったと思えました。
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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
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続きの感想も書きました。
【第九話「今日を限りの」】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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