さくらもちモチ

感想@アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」第45話 約束の日*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」の感想です。
今回は第45話「約束の日」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでますので、
まだアニメ化されてない部分に記事で触れている場合があります。


前回の感想はこちら。
【第44話「バリンバリンの全開」】

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
【アニメ感想一覧：鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT】


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今回は面白かったなぁ。
見応えがあったし、ネタも多くて
三十分の放送があっという間に終わってしまいました。
最後、エドからの伝言「約束の日」が
彼と志を同じくした人々に順々に回っていくのが
逆に普通過ぎて、印象が薄いと感じてしまうほど
他が濃かったです。



まずはやっぱり、先週再登場したグリードさん（リン）。
強欲の名を冠するだけあって、
何でも欲しい＋一度手に入れた物を捨てられない点が特徴ですが
このお話では良い方に出る事が多いですよね。
かつての部下や、
キングブラッドレイを戦った過去を思い出して
今のグリードさんが激昂するシーンは
なんとも言えないせつなさがあります。
新たに生まれ変わったはずなのに
記憶が僅かに残っているという設定も
私にはたまらないです。

そして、エドたち一行との再会後、
なんだかんだ言ってグリードさんが仲間になるシーンも
大変良かったと思います。
まったく……大人って面倒臭いというか、
体面を重んじないといけない場面があって大変ですけれど、
「国家錬金術師になった時点で誇りはない
（国家の狗と呼ばれる存在だから）」
として、先に折れたエドは
人間的に大きくなったなぁと思いました。
また、そんな彼を受け入れたグリードさんも、
やっぱり人間臭くて、大変良かったです。
グリードさんが
“おとうさま”への忠誠心云々からではなく、
好き勝手に生きていく上で、
ホムンクルス達とではなく、エド達と手を組む
──それがたとえ世界を手に入れるという野望の為であっても、
人道的に正しい方につくという展開になるのが面白いなぁと
改めて感じました。



また、同じように、
見ていて「大人って面倒臭いと思った」のが
オリヴィエ（アームストロング少将）。
身内である家族が大事だからこそ
「危ないから国外に行ってください」と勧めれば良いのに
わざわざ家督云々を持ち出すあたりがかわいいなぁと
思います。
（勿論、軍に監視されている弱い立場であるのを踏まえれば、
大っぴらにそういう事を言えない点もありますが）

弟のアームストロング少佐は、
オリヴィエに対して、軍上層部との癒着を心配していましたが、
ご当主である彼らの父親達は、
「娘がわざわざこう言うんだから何かあるんだろう」と察して
素直に出ていったように見えました。
オリヴィエを全面的に信頼している感がありました。

アームストロング少佐も、
姉を疑うというより、心配している感の方が強かったですが、
これはやはり、彼自身が問題の当事者である
（ホムンクルス達と戦った事がある）からだろうなと思います。
家督を争う決闘が兄弟喧嘩になっていて
面白かったです。
普通に戦ったら弟の方が勝ちそうなのに
姉が圧倒的勝利をおさめているのも
見ていて楽しかったです。



久し振りに登場したイズミ師匠！！
相変わらず、
彼女の個性である「通りすがりの主婦」を強調していて
私は笑ってしまいました。
彼女を迎え撃とうとしたブリッグズ砦の兵士にしてみれば
悪夢再びですよねww
大好きです、イズミ師匠。
男前過ぎて惚れそう。

そして、シンに戻らずセントラルに行ってしまったメイ。
瓶に入れられたエンヴィーの策略にまんまと乗ってしまったので
「ああああああ」と声が出そうになりました。
この辺が、いくら年齢の割にしっかりしていても
彼女がまだ幼い女の子である証拠だなぁと思います。







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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第46話「迫る影」】

宜しければ、合わせてご覧下さい。