さくらもちモチ

感想@アニメ「犬夜叉 完結編」第15話：正統なる継承者*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「犬夜叉 完結編」の感想です。
今回は第15話「正統なる継承者」です。
以下の記述にはネタバレがあります。
原作のこの部分の漫画は未読です。


前回の感想はこちら。
【第14話「奈落の追撃」】

各回の感想記事のURLは、他作品も合わせて
こちらの一覧ページにてまとめています。
【アニメ感想一覧：2009年10月〜2010年3月】


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前々回、前回に続き、鉄砕牙と天生牙を巡るお話でした。
今回のお話の最後で、
天生牙の最大の技・冥道残月破も鉄砕牙に吸収され、
事実上、殺生丸様の力が犬夜叉に受け継がれました。

殺生丸様はとても捻くれた妖怪である上に、
弟で、しかも半妖の犬夜叉に対しては
複雑な心境でいるようなので、
あの最後の別れは当然なのでしょうが、
それでも、犬夜叉に「技をくれてやった」事に対して
諦めがついている（納得している）のは、
殺生丸様なりに犬夜叉の力と志を
ちゃんと認めているからだろうなと
思います。

双方とも、決して表立って仲良くする事はしないし、
するつもりもないでしょうが、
奈落を敵とする共通の志がある以上、
お互いに相手を必要無く傷つける事はもうないでしょうし、
もし念願を果たして奈落を倒したとしても、
この、ある一定の距離を置いた間柄が続くのは
ずっと変わらないと思います。
ベタベタするだけが仲間でないのが良いですね。



そして、ずっと鉄砕牙にこだわっていた殺生丸様ですが……
鉄砕牙を相棒として親しんできた犬夜叉と違い、
殺生丸様は、この刀に対しては
父親の形見（しかも、自分に譲られなかった物）としての
執着が強かったので、
この結果は妥当だと思います。
要は、殺生丸様の心の問題だったので、
中途半端に未練を残したまま天生牙を振るうよりは、
一から自分だけの刀を作り出す方が
性に合ってると思います。
何より、これは半妖の犬夜叉には難しい事でしょうし。
（だからこそ、犬夜叉他人から技を奪う鉄砕牙が必要）

最後、りんが、例の刀を持って
「ご機嫌が直ったらお渡しします」と言っていたのが
おかしかったです。
こういう優しいところがあるから、
りんは殺生丸様に好かれているんだなと思いました。





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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第16話「瞳子の結界」】

宜しければ、合わせてどうぞ。

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