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感想:連続ドラマ小説「木下部長とボク」第1話「幸せ呼ぶ無責任男 奇跡の遅刻早退伝説」*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

1/14深夜より放送が始まった新番組
連続ドラマ小説「木下部長とボク」の感想です。
今回は初回の第1話
「幸せ呼ぶ無責任男 奇跡の遅刻早退伝説」です。

以下の記述にはネタバレがあります。
私は、お笑いには全く興味がありません。


各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年冬 放送開始作品(1月〜)


────

まず最初に。
今回は、その前に放送されていたお笑い番組が
延長だったせいで
放送時間が遅かったのですが、
他局のアニメ「グイン・サーガ」と
「のだめカンタービレ フィナーレ」と
丸かぶりだったので、
ちょっと辛かったです。
久し振りに、録画機器をフル利用しました。
グイン:アナログレコーダー
のだめ:ビデオ+リアルタイム視聴
木下部長:のだめが始まるまでリアルタイム視聴+地デジ録画
と、しました。



こういう変人もののドラマは当たると面白い+
昨年末までこの枠で放送されていた「傍聴マニア」が
そこそこ面白かった事から、
一応、期待していたのですが、
脚本家さんのお名前のお名前を見てがっくりしました。
大宮エリーさんなんですね……。
この方が作るドラマって、最初は良いのですが
最後の締め方が面白くなく、尻すぼみになるので、
今回もそうなるんじゃないかと懸念しながら視聴しました。

そして、視聴していて「あれ?」と思ったのですが、
こちらのドラマは、主演の板尾創路さんだけでなく、
ココリコの田中直樹さんや、チュートリアルの徳井義実さんも
出演されていて、
吉本の宣伝番組もどきになっているんですね。
冴えない新人・僕元公司を演じていた人まで
芸人さんだったとは、思いもしませんでした。
(お笑いに興味が無いので、私は彼の顔を知りませんでした)



で、肝心のドラマなのですが……
木下部長は子供っぽい部分を多々持つ変人のようで、
確かに魅力的でしたが、それだけだなと思いました。
今回は初回なので、
登場人物の紹介が主になるのは仕方ない事ですが、
まだ何も始まってないというのはどうなのでしょうか。

普通のドラマですと、
今回のラストシーン(部署が屋上に移動していた)は
中盤辺りで描かれて、
最後、「実は木下課長は××なんですよ」というところを見せて
第1話を終えませんか??
そういう点で、こちらのドラマは
斬新な作りと言えばそうかもしれませんが
悪い方に斬新というか、
物語を始めただけで(起承転結の起が今回のラスト)
初回を終わらせるのは、
中身が無さ過ぎる事から誰もやらないよなと思い、
私は失笑してしまいました。

吉本が制作に深く関わっている以上、
芸人さんの余計な出演シーンが入るのは
もうどうしようもない事なのかもしれません。
でも、そのせいでお話そのものが全く進まないのは
ドラマとしてはまずいと思います。



こちらは全13回だそうで、
毎回こんな感じでぬる〜い状態が続くとなると、
最後まで見た時に「で?」となりそうで、怖いです。
これまた大宮さんの悪い面がフルに出そうで、嫌だなぁ。

尤も、芸人さんのファンは幸せかもしれませんね。
私から見れば、池田一真さんは良い感じなので、
逆に、こういう吉本ドラマに出ているのが
勿体ない気がしました。
(ああいう冴えない感じが自然に出るのは
役者としての一つの才能だと思います)






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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想はこちら、
第2話「接待500円作戦」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-01-16 14:22  nice!(0)  コメント(0) 
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