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感想:アニメ「バカとテストと召喚獣」 第2問「ユリとバラと保健体育」*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「バカとテストと召喚獣」の感想です。
今回は第2問「ユリとバラと保健体育」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前回の感想はこちら。
第1問「バカとクラスと召喚戦争」

各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
アニメ感想一覧:2010年1月 開始作品


────

ううん……
前回の第1話よりは楽しかったけれど、
その第1話がそもそもつまらなかったので
今回もそれほど面白いとは思いませんでした。
悪くはないとは思うんですが
やはり、私には全体的にぬるい
(作りに甘さが見られる)と感じられました。



まず、主人公が無駄にモテる設定が出てきて
「またかよ」と失笑しました。
冴えない主人公の周りにかわいい女の子がいて、
やたらとモテるという設定は
すみませんが、私はもうお腹がいっぱいです。
食傷気味です。
私のブログの他の記事を見て下さる方はご存知でしょうが、
私はこの手の設定に飽きているので、
総じて感想での評価は低いです。
こちらの作品がターゲットにしているのは
10〜20代の青年男子でしょうから、
何もしなくてもかわいい女の子達に言い寄られ、
皆とキャッキャウフフと楽しく過ごせる展開は、
彼らには魅力的に思えるのかもしれません。
でも、そういうのに興味がない私は
上記の通り、「あぁ、またか」と苦笑してしまいます。
他の作品でもそういう設定が多いので、
恋愛の部分だけに限ると、言い方は悪いですが、
他作品と首を挿げ替えただけのようにも思えます。

もし、これで、
・召喚バトルが二の次になる
・プール/合宿/入浴エピソードが入る
……ともなれば
最近の萌え系の深夜アニメのテンプレそのままになるので、
せめてこれだけは避けてもらいたいのですが、どうなのでしょうか。
次回がデート話らしいので、早速、
暗雲が立ちこめていますがw

また、これで姫路さんの好きな人が明久でなかったら
私はこの作品を見直しますが、
どうせ、そんなわけはありませんよね。
ここは順当に、明久を好きなんですよね……。



それと、今回のお話に限っては
別に召喚バトルは要らないんじゃ……?とも思いました。
気になるのは(視聴者が分かっていないのは)
Fクラス最高の成績を誇る姫路さんが
果たしてAクラスの人に太刀打ちできるか否かであって、
他がAクラスに勝てるわけがないのは
最初から明らかでしたよね。
特に美波ちゃんの数学とか。
「Bクラス並みの成績でAクラスに勝てるわけないじゃん」と思っていたら、
案の定、あっさりと負けて、
しかもそれだけで終わらず
上記を登場人物に言わせて笑いを取ろうとしたくだりは
私は好きではありませんでした。
(お笑いでも、滑らなかった事を逆にネタにする芸人さんを
私は苦手としているので)

で、最後の雄二にしても、
今回の冒頭の過去エピソードからいって
昔は頭が良かった(勉強に熱心だった)のかもしれませんが、
それが今の彼に結びつくようなエピソードが全く無く、
彼が霧島翔子に勝てるとは最初から思えなかったので、
あの結果にも、意外性を感じられませんでした。
寧ろ、なんでクラスの皆が雄二に信頼を寄せているのかが
分かりませんでしたww
「大化の改新の年号を、霧島翔子に間違えて覚えさせていても、
他を答えられない雄二が勝てるわけないじゃん」と
オチそのものを、ツッコミとして入れていました。

ただ、姫路さん以外はボロ負けすると思っていたので、
途中で出てきたムッツリーニの人が
保健体育で勝てちゃったのは、意外で面白かったです。



上記の通り、私は原作を読んでいないので
バトルのルールをちゃんと把握してないのかもしれませんが、
疑問に思ったので、とりあえず書いておきます。
この召喚獣バトル、戦いそのものが一番大事なのは当然ですが、
成績が中途半端に良い生徒は
バトル中にテストを受け直して
新たに点数をより稼ぐ事も、同じように大事ですよね?

というのも、テストの点数が100点満点でなく、
上限がない(稼ごうと思えばいくらでも稼げる)なら、
数学を得意とする美波ちゃんを、
前回の姫路さんのように最後まで温存しておいて、
その間に彼女にテストを受け直させ、点数を稼いでもらって
Bクラス並みの成績を少しでもAクラスに近付ければいいのでは?と
思ったんです。
ちょっとでも高い点数を取っておけば、
万が一にでもAクラスの代表に勝てたかもしれませんし、
もし順当に負けたとしても、
その次のバトルには生かせるかもしれませんよね。
勿論、前回のように、再び文章問題を出されてしまい、
美波ちゃんの成績を不用意に下げる事があっては大変なので、
それを懸念して
もう受けさせなかったのかもしれれませんが……。
結局、今回の美波ちゃんは意気揚々とトップバッターで出て、
言わば一刀両断されて負けましたが
こんな場当たり的なバトルで今後もいくのかなと
思ってしまいました。

尤も、今回は、雄二と霧島翔子に焦点を当てたかった為に、
他のキャラクターについては二の次にしたのかもしれません。
でも、なんかもっと上手い描きようがあったのではと
思えてなりませんでした。



それと、百合とホモのサービス描写も特に要らなかったなぁ。
特に、主人公の明久が「受けじゃないんだー」みたいな事を言って
廊下を走り去るシーンは
それまでの話が余計だと感じられた分、完全に蛇足だと思えました。
別に面白くなかったですし。
同様に、秀吉君の一連の女装描写も狙い過ぎです。
私は彼が好きでしたが、あれで逆に萎えました。
この辺は好みの問題なので、私には、楽しめた人が羨ましいです。

Eクラスとのせっかくの設備交換も、いきなり放棄しちゃって
「えええ」と思いました。
明久は、身体の弱い姫路さんの為に
戦ったんじゃなかったでしたっけ。
すきま風はいいの? 埃っぽい教室でいいの?

まぁ、難しい事はあまり考えないで
タイトル通り“バカアニメ”としてお気楽に見る事にします。
逆に、“ツッコミを入れたら負け”な作品じゃないかと
思えてきましたので……。





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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第3問「食費とデートとスタンガン」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-01-14 23:10  nice!(2)  コメント(0) 
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