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感想:アニメ「のだめカンタービレ」Lesson6(第6話)脱退*ネタバレあり [のだめカンタービレ:感想]

アニメ「のだめカンタービレ」の感想です。
今回はLesson6「脱退」です。
DVD(第3巻)で改めて視聴しました。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画・アニメ・ドラマを全て見ています。


前回の感想はこちら。
Lesson5「千秋Sオケ指揮」

「のだめカンタービレ」の感想記事のURLは
ジャンルを問わず、こちらのページでまとめています。
感想一覧:のだめカンタービレ


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千秋に嫉妬したシュトレーゼマンが
せっかく作ったSオケを脱退する事から
今回のタイトルは“脱退”と付けられていますが、
メインは、貧乏に悩む佐久桜ちゃんのお話です。

千秋は、親が裕福で、音楽に対して理解がある事から
お金を気にせずに好きなことができる環境があります。
更に、自分の腕を磨く為には
大学に通う事にこだわっていないようです。
でも、普通の学生さんには難しい事ですよね。
音楽に限った事ではないですが、
こういう類いの芸事には、
洒落でなく、本当にお金が掛かりますので。

今回の桜ちゃんは、両親の貧乏に悩まされていました。
学生さんは勿論、働くようになっても
クラシック音楽をまともにやろうとする人が
自身の生活と両立するって、なかなか大変です。
それこそ、大変な例ともなると
ヨーロッパ編のマルレオケが良い例としてありますし……。

で、演奏が上手くなりたいのなら練習しろ
→学費を稼ぐ為にバイトをして、
そのせいで練習ができなくなっているのなら大学を辞めろ
という千秋の言葉は、まったくもって正論なのですが、
これに納得できる人は滅多にいないと思います。
今回の桜ちゃんの場合は、
父親が呪いのバイオリンを処分した事で
一気に全てが上手くいくという
いかにも漫画ちっくなご都合的展開でしたが、
普通は解決できないまま、生活の苦しさに潰れそうになって
音楽を辞めてしまう人がほとんどですよね。
桜ちゃんのお話は、原作の漫画でも
このアニメでもドラマ版でも見る度に、
現実もこんなふうに上手くいったらいいのにと
思ってしまいます。
明るく終わっているのが、いかにも“のだめ”らしいですが
現実と比べると、ちょっとせつないです。






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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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2010-01-14 21:59  nice!(0)  コメント(0) 
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