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感想@アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」第39話 白昼の夢*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT」の感想です。
今回は第39話「白昼の夢」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでますので、
まだアニメ化されてない部分に記事で触れている場合があります。


前回の感想はこちら。
第38話「バズクールの激闘」

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
アニメ感想一覧:鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIRT


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今回は、前回の最後の茶番劇シーン
(スカーがウィンリィをさらう)の真実が
描かれました。
スカーに殺された娘という当事者だからこそ、
彼への復讐を果たさなかった(また、彼を許しもしなかった)
ウィンリィの言葉が重かったです。
また、このシーンでは、
自分の命を一時的でもスカーに預けた事からいって、
ウィンリィが、彼を一人の人間として信頼しているのも
感じられました。
どうこう言ってられる状況ではないからといって、
なかなかああいう事を言えるものではないので、
本当、ウィンリィは凄いです。
尤もこれは、彼女の本能的な言葉ではなく、
スカーが父母の仇だと分かってから
それなりの時間が経過した事で、
その間の彼女が考えた事によって出せた答えでもあります。
これまで、同族からの窘めさえ一蹴してきたスカーにとって、
自分がいざ“復讐される側”になった際に、
敢えて復讐をしなかった
(負の感情の連鎖を断ち切った)ウィンリィの存在は
どんな言葉よりも説得力があったと思います。
軍に所属しているマイルズを認めた事といい、
ここは、スカーが一皮剥けたシーンなので、
原作で初めて読んだ時も、「あぁ……!」と
感慨深くなったものです。
今回のアニメも、私は原作を読んでいるので
純粋な評価を出す事は難しいですが
なかなか良く描けていたと思います。
悪くなかったです。



また、当事者だからこそ発する言葉に重みがあるというエピソードは、
鎧に魂が定着された存在のアルにもありました。
キンブリーの手下であるキメラ二人が
アルの言葉ですっかり改心しているのが泣けます。
勿論、スカー達についていけば
自分達の姿が元に戻れるかもしれない可能性に釣られたのでしょうが、
キンブリーの傍にいた彼らなら、
彼の怖さも充分に知っているはずで、
ここでの離反は相当だと思うんです。
実際、原作ではこれから先に色々とありましたし……。



雪中行軍をするアルが、自分の身体に引っ張られるシーンも
印象的でした。
今のアルの姿が、顔を含めて長々と登場したのって
このシーンが初めてでしたっけ?
エドが彼を見た時は、結構短かったですよね。
ガリガリに痩せてる+手の爪が伸びていたのが
強烈に頭に残りました。





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続きの感想も書きました。
第40話「フラスコの中の小人(ホムンクルス)」

宜しければ合わせてどうぞ。


2010-01-11 09:17  nice!(0)  コメント(0) 
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