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感想:NHK大河ドラマ「龍馬伝」第2回 大器晩成?*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の感想です。
今回は第2回「大器晩成?」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第1回「上士と下士」

各回の感想記事のURLはこちらのページでまとめています。
感想一覧:NHK大河ドラマ「龍馬伝」


────

ええと……
龍馬があっさりと江戸に行く事を許されてしまって
ちょっと驚いています。
これで土佐編は終わりなんでしょうか。
まぁ、土佐でくすぶっていた頃の龍馬では
エピソードもそんなにないでしょうから、
この先、彼が台頭した後を丁寧に描く代わりに
ここを削ったと思えば、納得がいくのですが、
呆気に取られてしまいました。
そして、龍馬って脱藩した事が有名ですが、
今回とは別に、そういう事
(龍馬が脱藩しなければいけない事)が
あるのでしょうか??
私は、龍馬についての知識がほとんどありませんので、
彼が許しを得て土佐を出る事が不思議に思えました。



さて、今回は、龍馬が差配として
二つの村が合同で行う堤作りを指揮した話がメインでした。
龍馬以外は全て彼より身分が下の人間(貧しい百姓)で、
しかも、彼らが身分制度に不満を持っている……とくれば、
身分差を考えない主人公が自ら手本を見せる事によって、
それに感動した皆が手伝うようになるという展開が来るのは、
ドラマの王道です。
が、まさか、それがそのまま使われるとは思っておらず、
龍馬が皆の心を開かせたシーンでは
とりあえず感動的っぽい映像だったにもかかわらず
私は失笑してしまいました。
“王道”や“お約束”や“鉄板”と呼ばれる展開は、
それまで、人々に多大に好まれて多用されてきたからこそ、
そう呼ばれるようになった事なので、
世の中にはこういうお話を好む人が大勢いる証であり、
これをやっておけば外さないという利点もありますが、
逆に、視聴者に「またか」と思われる欠点もあります。
なので、最近のドラマでは、それをちょこちょこ外しつつ、
結果的には王道展開に持っていく事が主流になっていますが、
こちらは最初から最後まで、王道路線を突っ走っていました。
いやぁ……龍馬が堤作りを成功させられる結果は
どの視聴者にも簡単に想像がつく事で、
しかも、その過程も想像通りとくれば
見ていて飽きます。
さすがに、どこかに意外性が欲しいです。
だって、全然ドキドキしないんですものww
最初に龍馬が皆に酒を振る舞ったのも、
風車を片手に「そうだ!」と思い付いた割には安直でしたし、
なんていうか、龍馬は頭が悪いなぁと思ってしまいました。

多分、身分を越えるには余計な小細工など通用せず、
人の心を動かしたのは、やはり人の情だった……という事を
こちらの作品は描きたかったんだと思います。
それが、前回の龍馬の母親の土下座であり、
今回の龍馬の絶望(自分は駄目だと絶叫していたシーン)だと
思います。
でも、“一生懸命にやれば人の心を動かせる”のを
前面に押し出し過ぎたせいで、
ミョーに安っぽい出来&中身が無いように感じられてしまいます。
迫力のある映像と音楽のせいで
そのシーンを見ている時はそれなりに圧倒されますが、
少し経って冷静に思い直してみると、
「あれ? そんな大層な事じゃないよね?」と気付く
──という感じです。

それと、これは演出家か脚本家の好みなのでしょうが、
この第1〜2回が、揃って
雨と土下座が見せ場になっていましたので
「またか」と思いました。
龍馬が雨ざらしになる&土下座をするシーンでは
重みを感じられませんでした。
まぁ、天気はころころと変わりますので
現実を考えれば、龍馬が雨に降られる事は多々あったでしょうが、
ここぞという見せ場の印象が同じなのは
避けた方が良かったのではないかと思います。



ところで、今回、私は
福山さんが仰々しく土佐弁を喋ったのを聞いた時に、
内野聖陽さんの土佐弁の口調を
同じ台詞で脳内に思い浮かべてしまいました。
ドラマ“JIN”での内野龍馬の素晴らしさは、
彼が傍役であったからこその、あのくどさにあったかもしれないので
(あれを主役で演じられたら、逆に煩く感じたかもしれません)
一概には比べられないのですが、
私はまだ、彼の龍馬像を引き摺っているんだなと思いました。

それと、この時代の龍馬って、多分、十代ですよね……?
前回の感想でも書きましたが
主要キャストさんが若作りをしていないので
彼を始め、登場人物が揃って年齢不詳になっているのは
まずいと思います。
すみませんが、どう見ても十代には思えません。



龍馬以外に対する感想ですと、
今回はやはり、岩崎弥太郎が踏んだり蹴ったりでした。
母親が床下に金を溜めていたと分かったシーンは、とても良くて、
私もここではホロリときたのに、
それを父親が勝手に使ってしまったシーンでは、
彼に対してちょっと殺意を抱きそうになりました。
あれでは、弥太郎が本当に哀れです……。
弥太郎の龍馬に対する嫉妬は、筋違いな事が多いですけれど、
あれでは、彼が「なんで儂ばかりが……」と思ってしまうのも
無理はないと思いました。








────
感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第3回「偽手形の旅」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-01-11 21:06  nice!(2)  コメント(0) 
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