さくらもちモチ

感想：アニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」第1話「響ク音・払暁ノ街」*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

本日（1/4深夜）から
「アニメノチカラ」プロジェクト第1弾として
アニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」が放送されました。
今回は初回の第1話「響ク音・払暁ノ街」です。
以下の記述にはネタバレがあります。


各回の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらの一覧記事でまとめています。
【アニメ感想一覧：2010年1月 開始作品】


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ここ一ヶ月ほど、テレビ東京を見ていると、
この「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」のCMが流れていて、
音楽（主題歌）や作品の雰囲気が良い感じだったので
視聴する前は、とても期待していたのですが
──こちらの作品は
“けいおん”と同じキャラデザさんなんですか？
偏見に満ちた言い方で、大変すみませんが、
“けいおん”臭が漂っていて嫌だなぁと思ってしまいました。
別に、私は“けいおん”が嫌いではないですし
（でも、好きでもないです）
このキャラデザさんの絵に対しても
苦手としているわけではないのですが、
また中身のない、萌えメインの作品なのかという悪寒がしました。
というか、ＥＤだけを見たら
けいおんの子が軍隊コスをしているように錯覚したと思います。
歌も、下手な歌手が無理に唄ってる感じでしたし……。
（と思ったら、唄っていたのは声優の戸松遥さんなんですね orz
人気声優さんだから、ボイトレも受けているでしょうし
唄のCDだって何枚も出しているでしょうが
あれで大丈夫なのでしょうか。
特に、サビの部分で耳障りなほど声を張っているのは
まずいと思います）
それに、OPに似た曲調のEDが良かったです。



冒頭で、主人公の少女・カナタが
トランペットを吹く為に軍に入ったような事を言っていました。
これを聞いてまず思い出したのが、
日本の自衛隊です。
種類はある程度限定されますが、
国民の税金であれこれ免許が取れる（しかも給料が貰える）ので、
もし希望のものとバッチリ合っているなら、
いっそ自衛隊に入隊して取ると非常にお得……というヤツです。
これについて私は、本末転倒だなぁと
日頃からあまり宜しく思っていないので、
必然的に、カナタに対しても良い印象を持てませんでした。
トランペットを吹きたいなら
まっとうに音楽を習えばいいじゃないかと、
作品の基本を蔑ろにしてしまうツッコミを
せずにはいられませんでした。

それに、カナタに音楽の才能があるとして、
絶対音感を持っているとされる描写がありましたが
（自然の音を聞いた時に、すかさず音名を言う）
なんかビミョーに音が違ってませんでした？
あのシーンは、見ていてむずむずしました。
多分、音楽を得意とする人なら皆さんそうだったはずです。



内容については、
すみませんが、全く面白くなかったです。
かわいい女の子に特別な興味を持たない私には、
見ていて辛い回でした。
とはいえ、今回はキャラクター紹介がメインの回なので、
それ以上を求めてはいけないのかもしれません……。
でも、“女の子がかわいい”以外の魅力を感じたかったです。
次回に対して興味が湧かなかった
（絶対に見なきゃ！と思えた部分が無い）のも
痛かったです。

また、今回のような調子で次回以降もお話が作られるとなると、
軍隊に入ったラッパ隊の女の子達という設定だけが面白くて、
お話そのものはそれほど楽しくない出来になるかもしれません。
こういう系のアニメは総じて、
キャラクターの個性に頼るお話が多いので、
話だけで魅せてくれる回があるといいなぁと
思っています。





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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第2話「初陣・椅子ノ話」】

宜しければ合わせてどうぞ。

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