さくらもちモチ

感想：月9ドラマ「東京DOGS」第10話（最終回）決着のクリスマス*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

フジテレビの月9ドラマ「東京DOGS」の感想です。
今回は第10話「決着のクリスマス」です。
最終回です！

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第9話「近づく過去からの罠」】

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2009年秋冬 放送開始作品】

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最終回です！
……が、相変わらず中身が薄くて
私は楽しめませんでした。
特に前半は、眠くて眠くてたまりませんでした。

ガンアクションを売りにしたドラマでありながら、
最後まで肝心の銃撃戦のシーンがショボい出来で、
小栗旬さんと水嶋ヒロさんの人気が頼りだった印象があるのは
誰の目にも明らかだと思います。
高倉奏と工藤マルオという二人のキャラクターを
頑張って立てようとしたスタッフさんの努力も感じられましたが、
それが主であるギャグパートは
本当、最後まで要らなかったです。
高倉の家族ネタは、
母親からの電話か、実際に行く（妹の彼氏ネタ含む）かの
どちらかに絞り、
マルオのギャグを全て削った上で、
余った尺をシリアスパートに回せば
刑事ドラマとしてもっとまともな出来になったと思います。
時折、私はドラマを見ているのではなく、
役者・小栗旬＆水嶋ヒロの
プロモーションビデオを見せられた気分にもなりました。



マルオについては……
ギャグが全体的に滑っていたのは
今回に限った話ではありませんでした。
また、いくら以前の回で“相棒”ネタが受けたからって、
二度目を平然とやるのは駄目だったと思います。



松永由岐については、
最後まで「本当にヒロイン？」と首を傾げたくなるほど、
一人で勝手に拗ねて涙目になっていたか、
ヒステリックに騒いでいたかのどちらか……
という印象が強かったです。
でも、最後に、
松永由岐は神野から本当に愛されていたらしいと分かった点は
良かったと思います。
また、高倉への恋については、
当人がその恋心を自覚しただけに留めていたのも
良かったです。
これでもし、最後に
松永由岐と高倉が付き合う事にでもなったら
見ていてもっと萎えたと思います。



それと、最後のシーンの場所って国際空港でしたよね？
（ニューヨーク行き云々とのアナウンスが流れていたので）
撮影場所が本物の空港（成田）ではなく、
東京ビッグサイトの東ホールの通路をそのまま使っていて、
ここをよく知っている私は爆笑しました。
撮影で、空港っぽい施設を代わりに使う事はよくありますが、
せめて、ビックサイト内の案内板が映らないように
撮影すれば良かったのに
何を考えているんですか、あのスタッフは……。
「ビッグサイトの看板が映っても、
これは空港内のものだと視聴者は勘違いをしてくれる」とでも
思ったんでしょうか。
もしかしたら、
初回の無駄な海外ロケでお金を使っちゃったせいで
最後に全く残らなかったのかもしれません。
最後の最後で、「これはないよ」と、本気で失笑しました。
ただでさえ、残念な出来の最終回だったのに
この映像で、もっと悪くなったと思います。


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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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