感想:木曜ドラマ「交渉人2 〜THE NEGOTIATOR〜」第9話(最終回)バス突入60秒前!? 最後の交渉*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
木曜ドラマ「交渉人2 〜THE NEGOTIATOR〜」の感想です。
今回は第9話「バス突入60秒前!? 最後の交渉」です。
最終回です。
私は第1シリーズを見ていません。
以下の記述には、ネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第8話「最終任務〜バスジャック発生!!」】
各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2009年秋冬 放送開始作品】
────
最終回だったのに
──この後で映画化も控えているのに
随分とつまらないお話だったと思いました。
この第2期の中心人物・サマークロースの正体が
前回で明らかになったので、
今回は、主役の宇佐木玲子が彼をいかに抑えるか
──人質を無事に解放して、彼を逮捕するかが
主だったのですが
その両方が達成されたにもかかわらず
お話が盛り上がりませんでした。
“交渉人”とのタイトルがついているのに
宇佐木玲子が犯人と少しも交渉しないのは
最後まで変わりませんでした。
宇佐木玲子が犯人とまともに交渉して成果を上げたのって
初回の冒頭(最初の事件)のみだった気がします。
宇佐木玲子が犯人と喋り、
要求を飲むところまでは、毎回ありましたが、
その後の解決策が、彼女の交渉術でない話ばかりでした。
そりゃ、犯人とだらだら喋って時間稼ぎをして、
情報を集める&他の警察官が突入しやすくする隙を
作ってやるのも、
交渉の一つなのでしょうが、
それなら、他のタイトルにして、
“交渉”をメインに出すべきではないと思います。
今回も、前回と同様に、
宇佐木玲子がサマークロースによって
いいように踊らされただけで終わってしまいました。
結局、宇佐木玲子は、犯人と交渉したのでなく、
他の警察官と交渉して
彼らの協力を取り付けたような気がします。
これってもう、主題が変わってますよね。
この先、映画化が控えているそうですが、
主体のドラマがこんなに面白くないのに
映画は誰が見に行くんだろうと思ってしまいました。
作品や役者のファン以外の人の動員は
かなり難しいと思います。
“交渉”というテーマそのものは面白いのに、
本当に残念です。
────
感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
共通テーマ:テレビ
コメント 0