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感想:ドラマ「のだめカンタービレ」第8話 新星オケ初陣!トラウマ克服に揺れる恋*ネタバレあり [のだめカンタービレ:感想]

現在、フジテレビで再放送中の
ドラマ「のだめカンタービレ」の感想です。
今回は第8話「新星オケ初陣!トラウマ克服に揺れる恋」です。
私は原作のファンで、漫画もアニメも見ています。
こちらのドラマの本放送も見ていました。

以下の記述にはネタバレを含みます。

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  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD


前回の感想はこちら。
第7話「新オケ始動!すれ違う恋に波乱の予感!?」

各話の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらのページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴


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千秋率いるR☆Sオーケストラの晴れ舞台です!
これまで一音大生としてくすぶっていた千秋が
初めて世に姿を現わした公演でもあります。
「千秋が凄い」事は、
視聴者も主要登場人物もよく知っていますが、
作中の世界の中ではまだ無名というのが面白いです。
定期公演でちょっと振っただけじゃ、まだまだですものね。
(しかもミルヒは逃げちゃったので
その定演そのものが話題になりませんでしたし)

なので、早くも口コミで
凄い人が演奏を見に来ているのも面白いです。
彼らの口から千秋の凄さが広まっていくんだと想像すると、
それだけでドキドキしました。



ブラームスの交響曲第一番は、私も大好きな曲です。
ブラいち〜〜!!
少し前の事になりますが、
テレビ朝日のクラシック番組「題名のない音楽会」で
指揮者によって違うテンポの差が
映像つきで比較されていたのを、思い出しました。

実を言えば、この放送の際の演奏は
私の好みではありません。
なので、このシーンを見る度に
「生で聴いたら良かったかもしれないなぁ」と思うと同時に、
泣いているのだめに対して
「泣くほど良い演奏?」と、
つまらない事をついつい思ってしまいます。
(私の好みに合わないだけで
演奏がまずいとは思っていません。念のため)



ただ、のだめの心境はよく分かります。
千秋を好きで好きでたまらないのだめにとって、
彼が指揮者として成功を収めるのは
嬉しくてたまらない事ですが、
ぬるま湯に浸かっていた現状から
自分達二人が脱却しなければならないことでもあります。
千秋をずっと日本に留めておく事はできませんし、
もしそうなったら、のだめ自身は置いていかれてしまいます。
まさに、ミルヒから言われた
“(のだめが)このままでは、千秋と一緒にいられない”日が
来るわけです。
他の観客がスタオベする中で、
一人で椅子に座ったまま膝を折って泣いていたのだめの姿には、
素晴らしい演奏に感動したと同時に、
淋しさと、これから厳しい現実に立ち向かおうとする強い覚悟が、
よく出ていたと思います。

それでも、泣くのは演奏会で止めて、
千秋の母親から、飛行機が胴体着陸した際の事情を聞いたり、
何故か効いてしまう催眠術を千秋に施して、
彼が飛行機に乗れるようにしたり……としたのは
さすがのだめだと思いました。
のだめは本当に千秋が好きなんですね。
日本編の問題の一つでもあった千秋のトラウマが
こうした事であっさり解決してしまうのは
あまりにも作者に都合が良過ぎますがw
それでもこれは、
千秋がのだめに心を開いていると分かる
大事なエピソードでもあるので、
見ていて不快感を覚える事はありませんでした。
微笑ましい良いお話だったと思います。




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続きの感想も書きました。
第9話「コンクールVS留学!決断は別れの予感!?」

宜しければ合わせてどうぞ。


2009-12-17 17:31  nice!(0)  コメント(0) 
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