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感想@「ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ」第11話:3年後のプロポーズ*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ」の感想です。
今回は第11話(Episode11)「3年後のプロポーズ」です。
ネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
第10話(Episode10)「大江戸線にほえろ!」

各話の感想記事のURLは、他作品と共にこちらでまとめています。
アニメ感想一覧:2009年10〜12月


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前回がギャグ回だったので
今回はシリアス系──感動系のお話でした。
でも、今回に限ったことではないですが
お話が薄っぺらくて
せっかくの死にネタ(幽霊ネタ)が生かされてないと思いました。
もっとベタベタに伏線を張ったら
在り来たりな内容でも泣ける話になったかもしれないのに
色んな点で残念な出来でした。



まず、登場人物。
ゲスト主人公の女性が
六本木駅で恋人で待ち合せをしている事から、
今回は六本木史のメイン回とも言えますが、
他の駅達もそこそこ出ていて台詞も喋っていたので
散漫になっている印象を受けました。
他の駅達に余計な事をさせずに、
女性と六本木のお話にすれば、もっと濃度を高められたはずです。
新宿が女性に身元を聞くシーンとかは
本当、要らなかったと思います。
(新宿がそういうのを得意にしている事を
描きたかったのでしょうが、
これは新宿の回でやればいい事なので)
普通に六本木にやらせなよとツッコミを入れてしまいました。
それぞれのメイン回が終わって一巡した後なので、
駅達が総出になって頑張る話がやってきたのは良いのですが、
今回は、その内容がそれに合ってなかったです。
今回のお話は、上記の通り、
少人数で回した方が良かったと思います。



また、実は彼女自身が幽霊だったとのオチは、
「なんでこの幸せそうな人がミラクルトレインに乗ってるの?」という
駅達の疑問の上に成り立っていただけので
いまいち弱かったです。
事故後ようやく女性と恋人が電話で話せたとの展開は
良かったですが
幽霊と判明するまでのお話が弱いので
そこで感動できないというか、
「あ、そうなんだ」と納得しただけで終わってしまいました。



あくまで駅の擬人化がメインの作品なので、
お話が、駅のキャラクターを表わすエピソード化しているのは
仕方ないと思いますが、
それにしてはまとまりがないですし、
無駄も多いと思います。
相変わらず、
“そのキャラクターが出ているだけで嬉しいファン”のみに
作っている作品だなぁと思いました。



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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第12話「もうひとりの乗客」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-12-14 12:03  nice!(0)  コメント(0) 
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