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感想@アニメ「テガミバチ」第11話:嘘テガミ*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「テガミバチ」の感想です。
今回は第11話「嘘テガミ」です。
ネタバレがあります。
原作の漫画は未読です。


前回の感想はこちら。
第10話「光の下」

各回の感想記事のURLは、他作品も合わせて
こちらの一覧ページにてまとめています。
アニメ感想一覧:2009年10月〜2010年3月


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正式なテガミバチとなったラグの
初仕事でした。

先輩のビーに指摘されたように、
ラグの心弾には、良い事ばかりでなく難点もあります。
テガミと呼ばれる物が、封をされているか否か、
封書か葉書かにかかわらず、
配達人はその内容に感知しないのが普通なので、
(もし万が一、中身を読んでしまっても
それに対して何かを思うのは、差出人や宛先の人に対して失礼)
本人の意識無しに中身を暴いてしまう事は、
下手をすると、テガミバチの存在意義にも
繋がる問題になると思います。

今回は、受取人である母親が良い人で、
また、悪い真実を知らされた事で逆に安堵したという
良い話でしたが、
何かが一つ間違っていれば、
「こんな真実、知りたくなかった」と文句を言われた可能性も
充分にあったと思います。



ラグは、手紙を手放してしまった際に、
拾うべきかどうかで迷った末、
テガミを届ける事がテガミバチの仕事だとして、
今にも落ちそうな橋の上でそれを拾おうとしましたが、
本来は、手紙に価値があるか否かは
差出人や宛先の人が決める事であって、
テガミバチが判断するべきではないと思います。
上記の、内容に対して思うことがあってはいけないのも含めて、
このように書くと、
テガミバチは、まるで
機械のようにテガミを運んでいれば良いという事に
受け取られるかもしれませんが、
そうであるという前提がないと頼めない場合も多いです。

たとえば、現実でも葉書などではよくあるでしょうが、
自分でも下手だと思っているイラストを葉書に描いた際に、
もし郵便屋さんに笑われたらどうしようと思ったら
出す気が鈍りますよね。
郵便屋さんが絵を見る事は想定していても、
少なくとも配達時はスルーしてくれるだろうと思えるから
気軽に出せるわけで。
たとえば、速達や書留でその葉書が届けられた際に、
郵便屋が受取人に対して
「随分と下手な絵ですね」なんて感想を述べたら、
それこそ大問題になります。

この事例は極端な話ですが、
テガミの中身に対してビーがあれこれと思う事や
手紙の真偽を問題にする事は、
危険な要素も孕んでいると思います。
二次元の物語上では、こうした場合、
泣ける展開になるお話も多いですが、
そうでない事も同様に多いと思うので、
ラグが上手く折り合いを付けられるようになればいいなぁと
思いました。



また、今回は、母親を心配させたくないが故の、
息子の優しい嘘のテガミでしたが、
この辺も、まだ幼いラグにはよく分からない世界なのでしょうか。
一応、最後に真実が明らかになった際に、
ラグが慌てて「本当はこっち!」と言って手紙を掲げていたので、
彼の中では、母親が真実を知ったら大変という認識は
とりあえずあったようですが……。
こういう、出来事の一つ一つが
ラグ自身の人生勉強にもなっていくのかもしれません。



ところで、今回はニッチが大活躍でした。
まさかパンチラ(しかも幼女)を何度も見る羽目になるとは
思ってもみませんでした。
でも、私はニッチが大好きなので
彼女がかわいくてたまりません。
デカパンツを喜ぶ子という設定も
変な色気が出ないので、大変良かったです。





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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第12話「赤と緑のリボン」

宜しければ、合わせてどうぞ


2009-12-12 23:55  nice!(0)  コメント(0) 
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