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感想:漫画「のだめカンタービレ アンコールオペラ編 AKT1」*ネタバレあり [のだめカンタービレ:感想]

講談社の漫画雑誌Kissで連載が再開された
二ノ宮知子先生の作品「のだめカンタービレ」の番外編
「アンコール オペラ編」の感想です。
今回は連載の第1回目・AKT1です。

のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

  • 作者: 二ノ宮 知子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/26
  • メディア: コミック


以下の記述にはネタバレを含みます。
コミックス派の方はご注意下さい。


「のだめカンタービレ」の感想記事のURLは
ジャンル問わず、こちらのページでまとめています。
感想一覧:のだめカンタービレ

────

やっぱり面白かったなぁ!
「のだめワールド最高!」と思いました。
私は以前からオペラが好きで、時々観ているので
今回のアンコールオペラ編は、本当に嬉しかったです。



いつかオペラの指揮を振りたいと願いつつも
なかなか実現しない千秋も、
日本に行けば凱旋帰国となり、
自分の帰国を歓迎するパレードがある!と思っているのだめも
相変わらずで、素敵でした。
いつも通り、かっちりしっかり生活している千秋に反して、
同居人(いえ、もう同棲ですよね)ののだめが
変わらずにだるだるしているのも、
何とも言えませんでした。
さすが千秋。
さすがのだめ。
見えないところで、
相変わらず千秋が甲斐甲斐しく家事をしたり、
のだめが調子に乗って千秋に殴られて
「ぎゃぼー」と言っていたりしたのかと思うと、
微笑ましかったです。



今回は、
日本にいるR☆Sオーケストラの峰君からのお誘いを受けて、
千秋が市民歌劇団の指揮をする事になり、
(つまり、R☆Sオケを千秋が振る)
のだめがおまけでついていく形で二人が帰国したのですが、
ここは「のだめ」。
やはりドタバタしていますww

峰君は、何年経っても峰君で、
どう見ても先行きが不安なのに、自信だけはミョーにあるのが
いかにも彼らしかったです。
裏軒のお父さんは元気かなぁ。
今度もきっと、頑張る峰君を応援する為に
特別メニューを作るんでしょうね。

そして、日本編の時は、
千秋の元カノである彩子のライバルでしかなかった
声楽科のブー子もとい、あの菅沼沙也が再び登場!!!!!
しかも、この歌劇団の主宰が彼女で、
その名も「白薔薇歌劇団(白い薔薇の歌劇団)」なんですから
凄いですww
見た目と同様に逞しいなぁと思いました。
いいキャラクターです。

そういえば、大学時代の彩子が
菅沼さんに最初に役を取られたのも、
今度の演目“魔笛”の夜の女王でしたね。
今回の菅沼さんは
主役(夜の女王の娘:パミーナ)を希望しているので、
ソプラノの目玉である夜の女王は
オーディションでの公募対象となってましたが
この辺も面白いなぁと思いました。
(ご存知のように“魔笛”は人気の高い演目なので
市民歌劇団でもやりたがるのは自然な事です)

というのも、菅沼さんもそうですが
主役の王子タミーノを希望してきたテノールのプロといい、
普通の(プロしか出ない)公演では
まず自分に貰えないであろう役を
彼らが「是非やりたい!」と切望しているのが、
おかしくもあり、素直だなと思いました。
配役については、
本人の声の質や実力、
どういう人と共演するかで状況は変わりますが、
自分が希望する役をそのまま貰える人は
一握りもないですから……。
彼らにとっては、こういう場があるのが
逆に有難いのかなぁと思いました。
菅沼さんはあまり意識してないようですが、
劇団側としても、
上手い人に一人でも多く入ってもらう事は
非常に有難いでしょうし。



夏に、日本での初リサイタルが行なわれるらしいのだめは、
彼女の期待に反して、歓迎のかの字も受けられずに
千秋と戻ってきちゃいましたが、
一方で、本人が望まないのに凱旋帰国しちゃった黒木君には
爆笑しました。
しかも、金髪美女ターニャを連れてきたという理由が素晴らしい!
そりゃ、物静かで大人しかった黒木君が
いかにもなロシア人美女を恋人として連れてきたら、
皆、びっくりしますよね。
照れて戸惑っているらしい黒木君と、
扉越しにその歓声を聞くのだめの対比が
とても面白かったです。



次回はいよいよ、魔笛の練習に入るんでしょうね!
R☆Sやマルレオケの時と同様に、
千秋には様々な苦難が待っているでしょうが
頑張ってほしいです。






────

感想は以上です、
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの「AKT2」の感想も書きました。
感想「のだめカンタービレ アンコールオペラ編 AKT2」


(12/19 追記)
映画「最終楽章 前編」の感想も書きました。
感想:映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-12-20 19:31  nice!(2)  コメント(0) 
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