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感想:ドラマ「29歳のクリスマス*再放送」第10話 誰のものでもない、私の人生(後編)*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

現在(2009年冬)フジテレビで再放送中の
ドラマ「29歳のクリスマス」の感想です。
今回は第10話「誰のものでもない、私の人生」です。
いよいよ最終回です!
再放送では、前編と後編と二つに分けて放送しましたので
今回は後編について感想を記します。
(彩が典子に、弾みで「浅葉の子じゃない」と言ってしまった後)

私は、本放送時は全く見ていませんでしたが
昨年(2008年)に放送された再放送は
飛び飛びで見ていました。
なので、あらすじ程度にはお話の筋を理解しています。


前回の感想はこちら。
第10話「誰のものでもない、私の人生(前編)」

各話の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらのページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴


────

最終回の後編
──本当に本当に、これで終わりです。

新谷が香奈と共に仙台に向けて発った後、
一軒家に残された典子が、彩に向かって、
シングルマザーになる事への懸念を
畳み掛けるように口にしました。
また、新谷が出かける玄関先では、
典子が真実を話そうとして、何度も何度も彼を呼びました。

典子の気持ちはよく分かるけれど、
彩の気持ちはもう揺らがないほど固まっていましたね。
それまで、自分勝手な浅葉さんの一挙一動の影響を
まともに受けて、ふらふらしていたのが
まるで嘘だったみたいに、
彩はしっかりとしていました。
母親になると女は強くなるというけれど、
一度は諦めかけた自分の夢(優しい人の子供を産む)を
手に入れた事もあって
彩は足元がしっかりしたというか
「何があっても、この子がいれば私は幸せ」と
胸を張って言える自信を
手に入れたんだと思いました。



典子については、
「お父さんになる」「親戚のオバサンにもなる」
「お金が必要になったら残業してバリバリ働く」といった
頼もしい事を彩に言ったシーンが
とても素晴らしかったです。
典子にしてはめずらしく押し付けがましい言い方でなかったし、
それを聞く彩が本当に幸せそうで
見てるこちらまで笑顔になりました。
現実では、友達の子供の面倒まで見れないのが普通なので、
典子の台詞は現実離れしているでしょうけれど、
理想の一つとして
“ドラマにはこういう人が存在した”事を残せたのは
大変良かったと思います。

そして、典子が独身のままである事は変わらなかったけれど、
幸せなクリスマスを迎えられたラストが
とても素敵でした。
人生は三人三様で、それぞれが選んだ道は全く違うけれど
この先もずっと彼らが幸せであるようにと祈ります。



初回の感想記事にも書きましたが、
私、去年の再放送(初見)の時は、
こちらのドラマの時代が古過ぎて、好きじゃなかったんです。
でも今回、その偏見をとっ払って見てみたら
とてもとても面白くて、毎日が楽しみでなりませんでした。
良さが分からなった以前の事はどうしようもないけれど
今回の再放送でこれが分かって良かったと
本気で思いました。
はらはらドキドキして、
登場人物達と共に泣いたり笑ったり怒ったりしながら
他人の擬似人生を垣間見るのは、とても面白かったです。
ドラマってやっぱり良いですね。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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2009-12-11 20:15  nice!(0)  コメント(0) 
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