さくらもちモチ

感想@アニメ「グイン・サーガ」第11話：戦士たち*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「グイン・サーガ」の感想です。
今回は第11話「戦士たち」です。
ネタバレがあります。
私は原作の小説の愛読者です。


前回の感想はこちら。
【第10話「辺境の王者」】

各回の感想記事のURLは、他作品も合わせて
こちらの一覧ページにてまとめています。
【アニメ感想一覧：2009年10月〜2010年3月】


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前回の「辺境の王者」で辺境編が終わり、
今回からは陰謀編です！
パロを目指すグイン＋双子＋イシュトと、
パロで迎える（パロを奪還する）ナリス達
──と、二つのエピソードが混在して話が進みます。



ええと……大変失礼ながら、
冒頭から笑ってしまいました。
キタラを奏でながら歌をうたっていたのは
マリウス（ナリス様の弟）ですよね。
歌は決して下手でなかった──けれど、
作中では、たくさんの美辞麗句でもって
素晴らしいと賞讃されている歌声ですから、
声優さんに普通に歌わせちゃ駄目だと思うんです。
できれば、“NANA”や“マクロスF”のように、
声優さんと歌手を分けてほしかったなぁ。
歌がメインの作品ではない以上、
これを行なうのが難しいであろう事は
私も重々承知していますが。



アムネリスは、未だに負けん気を見せていて
やる気満々なところが可愛いです！
この先すぐに、ナリス様によって骨抜きにされるかと思うと、
アムネリスのツンケン振りを堪能できる今は
大事だと思えましたww

そして可愛いと言えば、今回初登場したミアイル公子。
姉アムネリスの寝屋のまとめられたカーテンから
彼が中の様子をそっと伺っているシーンでは
原作第9巻「紅蓮の島」の表紙絵を思い出しました。

私もミアイルが好きだったので、
彼を見ているだけで辛いです。
先を見るのが楽しみだけれど、憂鬱でもあります。



これまでの回でも
ナリス様はちょろちょろと出ていましたが
本格的に登場したのは、これが初めてだったと思います。
大門を通る際の、リギアの捨て身の行動が泣けますね……。
今回の放送の最後で
隠れていたナリス様がモンゴールに捕まってしまうのを思うと、
ここでのリギアの努力は台なしになってしまったなぁと
考えずにはいられませんでした。
原作では、ナリスの元に戻ったリギアが、
彼に気にしないようと
サバサバした口調で伝えるシーンがありましたが、
たとえそれが任務でも、嫌なものは嫌ですよね。

サラの顛末は、
彼女の登場から裏切り発覚までが早かったので
面白かったです。
原作で読んだ時もそう思っていましたが、
あらすじを知っているにもかかわらず
アニメでこうして見ても、やっぱり面白かったです。
生きているだけで罪作りな男・ナリス様！
さすがです。



グインとドードーの再戦は
本来はメインであるはずなのに（グインが主人公だから）、
今回はナリス様関係の描写が圧倒的に多かったので、
印象が薄いまま終わってしまったと思いました。
でも、戦いは短かったのに、
シーンと音楽がぴたりと合っていて、格好良かったです。
グインの底知れない力強さも感じられた、とても良いシーンでした。



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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第12話「新たなる運命」】

宜しければ、合わせてご覧下さい。

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