さくらもちモチ

感想：アニメ「バッカーノ！」第10話 チェスワフ・メイエルは不死者の影に怯え策略をめぐらせる*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「バッカーノ！」の感想です。
DVDで視聴しています。
今回は第10話
「チェスワフ・メイエルは不死者の影に怯え策略をめぐらせる」です。

原作の小説は未読です。
以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
【第9話「クレア・スタンフィールドは忠実に職務を遂行する」】

各話の感想記事は、他作品と合わせて
こちらの一覧ページでまとめています。
【アニメ感想一覧：ＤＶＤ】


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やっぱりチェスは駄目だなぁ。
ラッドも指摘していますが、
彼は不死者である事（絶対に死なない）から
終始、余裕ぶっこきまくりなんですよね。
チェスは、子供の外見で相手を油断させられる利点があるのに
それを自ら捨てているのが
（意図的にかわいこぶった時もあったので
捨てているつもりは彼にないのかもしれません）
愚かだと思いますし
彼に小物臭が漂ってしまう原因だと思います。
なんていうか、こういうところが
チェスがラスボスではない所以ですよね。

そして、チェスが不死者である事に胡座をかいているのを
ラッドは何となく感じ取ったわけですが、
「自分は死なない」との意識をチェスが常に持つ事は、
ラッドが一番嫌う「死なない事に安穏としているヤツら」の条件に
ぴったり合うわけで。
チェスは、声を掛けてはいけない人物にそうしてしまったと
言えるかもしれません。
しかも、これがきっかけで
クレアに目を付けられてしまいますし……。
というか、
生き返るチェスを目撃した際のクレアの台詞を踏まえると、
彼は不死者じゃなかったんですね！
不死者じゃないのにあの動きができるのは凄いなぁ。
じゃあ、バーカウンターにて、
チェスに偽名を使わせなかった不死者は誰なんでしょう。
やっぱり、ダラス一味から奪った酒を呑んだとかで
アイザックとミリアが不死者化しているとか？？

それにしても、アイザックとミリアは
好きなように生きているだけなのに
この“バッカーノ！”のキャラクター達と
ちょっとずつ関わっているんですね。
しかも、お話を動かすキーマンになってますし……。
まったく、見ているだけで愉快なカップルです！
今回の、マルティーゾファミリーの事務所潜入話でも
私は笑ってしまいました。
どこが自然なんだかww
怪し過ぎて、皆の視線を受けまくりでしたね。
そしてこのエピソードに、フィーロに対する祝砲話が繋がるとは！
意外性もあって面白かったです！



不死者たちとラッドの行動を見る度に
ラッドが不死者でなくて良かったと思いますww
あんなのが不死者になってしまったら
世の中がおかしくなるし、彼自身も永遠に救われない気がします。



さて今回は、黒幕の一人っぽいヒューイが本格的に登場しました。
若い彼が、黒髪の女性（シャーネ）を娘と言っていましたが
不死者から産まれる人間は、不死者じゃないんですね。
シャーネはエニスと同じ雰囲気が漂っていたので、
作られた人か、何か変な薬
（出来損ないの薬含む）を飲まされたのかと思いましたが
違うとは……。
そして、ラッド対シャーネの戦いは
これまで見てきたバトルシーンの中で一番迫力がありましたが、
両方とも普通の人間というところが凄いです！
シャーネが銃弾をナイフの刃で弾くシーンは、
すっごくすっごく格好よかったなぁ。



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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第11話「シャーネ・ラフォレットは二人の怪人を前に沈黙する」】

宜しければ、合わせてどうぞ。