さくらもちモチ

感想：アニメ「バッカーノ！」第6話 レイルトレーサーは車内を暗躍し虐殺をくりかえす*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「バッカーノ！」の感想です。
DVDで視聴しています。
今回は第6話「レイルトレーサーは車内を暗躍し虐殺をくりかえす」です。

原作の小説は未読です。
以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
【第5話「ジャグジー・スプロットは泣いて怯えて蛮勇を奮う」】

各話の感想記事は、他作品と合わせて
こちらの一覧ページでまとめています。
【アニメ感想一覧：ＤＶＤ】


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俄然、面白くなってきました！！！

お話のメインと言っても良いであろう
豪華列車フライング・プッシーフット号での出来事を始め、
今回は、アイザック＆ミリアが、エニスと出会った過去が
描かれました。

フライング・プッシーフット号の出迎えの際に
アイザックとミリアがフィーロと仲良くしていて、
フィーロとエニスは、今後
（といっても、出迎えよりも過去の出来事ですが）
仲良くなっていくらしいのを踏まえると、
アイザックとミリアがエニスと仲が良くてもおかしくはないのですが、
前回の轢き逃げ事故があったので、
ここから一体どうやって仲良くなるのだろうと、
私は首を傾げていました。
アイザックとミリアは何も覚えてないようですが、
エニスはちゃんと、彼ら二人が被害者だと気付いていましたね。
道の真ん中でくるくると踊っていたアイザック達が悪いとはいえ、
彼らの関係が
交通事故の加害者と被害者である事に変わりはないので、
それが判明する前に、エニスが彼らに恩を売る事ができたので
良かったです。
とはいえ、この交通事故の件は、
この先もバレないで済みそうな気がしますが……。

ところで、この際にとっ捕まったダラスは、
セラードの命令を受けたエニスによって
何やら怪しい注射を打たれていましたが、
あれはもしや不死の薬で
（でも不老ではないので中途半端な出来）、
彼は実験台にされたのではないでしょうか。
となると、妹のイブが水辺に立ち、
水底をさわらわれるのをじっと見ていたシーンがありましたが、
ダラスはそれでも生きている事になりますよね？？

それにしても、
ラック・ガンドールに協力を頼みに行った際の
ダラスの立場の無さは、
目も当てられないほど酷かったです。
笑いを通り越して、ダラスが哀れに思えました。



さて、フライング・プッシーフット号。
窓から逃げた作業服の女が、
レイルトレーサーっぽい人に耳打ちされて
叫び声をあげていましたが、
あれは、耳打ちされた事ではなく、
彼もしくは彼女に言われた内容に驚いたんでしょうか。
物凄い惨殺っぷりですが、
きっとレイルトレイサーも不死者ですよね。
もしかすると、チェスが本名を名乗れなかったのは、
たとえば屋根の上や窓の外といった場所に
レイルトレイサーが潜んでいた可能性もあったのでは？？

ジャグジーとラッド・ルッソが
ちゃんと対峙しました。
快楽殺人者であるラッドを前にして
生き残っただけでなく、
啖呵も切ったなんて、ジャグジーは凄いと思います。
ジャグジーの仲間（捕らえられていた人）も
よく生き残れましたよね。
あの時点で縄を解いてもらえなかったのは残念ですが、
命があっただけ儲けものだと思います。



アイザックとミリアは……
まともに考えると頭が痛くなりそうですが
彼らなりの思考で物の道理がなっているようで
なによりです。
美術館のドアを盗んだというエピソードには
びっくりしました。



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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第7話「すべてはアドウェナ・アウィス号の船上からはじまる」】

宜しければ、合わせてどうぞ。