さくらもちモチ

感想：ドラマ「リアル・クローズ」第9話 生き別れた恋人との衝撃の過去！*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

フジテレビのドラマ「リアル・クローズ」の感想です。
今回は第9話「生き別れた恋人との衝撃の過去！」です。
私は原作の漫画を読んでいます。
下記にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第8話「ニット王子獲得大作戦」】

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2009年秋冬 放送開始作品】


───

今回は、ドラマオリジナル要素が多々入ったお話でした。

ドラマでは、原作と違い、
田淵のライバルに当たるバイヤーの蜂矢の出番を
極端に多くしています。
私は、そもそも
蜂矢はこんなに出なくても良いと思っていたので
必然的に、今回のお話についても、
本来は不要だと思っています
（あってもなくても支障がない話じゃないかと）。

但し、上記の通り、ドラマでは蜂矢を重視していますので、
それなら、彼に焦点を当てるお話が一つぐらい入るのは
当然だとも思っています。
美姫様とのビミョーな関係も、
蜂矢の今の生き方がそれに影響されてない以上、
エピソードそのものが蛇足だとは思いましたが、
他に蜂矢の見せ方が無かったのなら
これでも仕方がないかなと思います。
（たとえば、蜂矢が美姫様に捨てられた事で、
コンプレックスを抱くというような、何か精神的に不都合があって、
今回のお話でもってその問題が改善するようなら、
二人の関係を表わすお話を入れた甲斐もあるでしょうが、
今回は、ただ、美姫様のキャラクター性を強めたに過ぎません）



靴を題材として取り上げて、
その肯定などを説明したのは良かったと思います。
でも、職人さんがその場で直してくれるシーンがあったのなら、
たとえば、正しく合っている靴を履くと
自然に背筋がぴんと伸びて、姿勢が良くなったり、
足の癖（O脚やX脚）の予防や改善にも繋がったりするので、
合っている靴は身体に良いのだという点も
説明に入れてほしかったです。

まぁ、百貨店で売る靴は市販品ばかりで、
寧ろ、無理して履くと足を痛める靴が多いので
その点を強調してはまずい事情もあるでしょうが……。
というか、そもそも百貨店に卸す靴を作らせるお話なのに、
オーダーメード云々の要素が話に入る事が
変ですよね。
（絹恵が、オーダ−靴のイベントでも開くのなら別ですが）
結局、世界で一足の靴のネタは、
絹恵ではなく美姫様に繋がるエピソードになっていたので、
まとまりが悪いなと思いました。



田淵への愛は……原作でも？？？な状態です。
なので、このドラマでは、絹恵が最終的に、
田淵が引き抜かれるせいで淋しくなっているのではなく、
彼が好きだからこそ、彼がいなくなるのが嫌なんだと気付いて
終わりでしょうか。



そして、今週もIMALUさんは要らなかった！
服の見立てなら、凌さんにお願いすれば良かったのに。
それに、姉の同僚に対して質問をするのに
「お姉ちゃん、いる？」は無いでしょう。
彼女は、服云々の前に、人としての礼儀を学ぶ方が先だと思います。
なんかここまで印象が悪いキャラクターだと、
制作側の悪意を感じてしまいます。

そして、能世あんなさんとえれなさんが
久々にやっとまともな台詞を貰えた！と思いきや、
酷い棒演技で笑ってしまいました。
大変失礼ですが、あれではお二人が、
女優さんとして頑張っている香里奈さんのバーターでしか
ドラマに出してもらえなくても当然だと思います。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第10話「崩壊の危機と裏切り最後のバトル」】

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