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感想:アニメ「バッカーノ!」第5話 ジャグジー・スプロットは泣いて怯えて蛮勇を奮う*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「バッカーノ!」の感想です。
DVDで視聴しています。
今回は第5話「ジャグジー・スプロットは泣いて怯えて蛮勇を奮う」です。

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: DVD

原作の小説は未読です。
以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
第4話「ラッド・ルッソは大いに語り大いに殺戮を楽しむ」

各話の感想記事は、他作品と合わせて
こちらの一覧ページでまとめています。
アニメ感想一覧:DVD


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前回は、タイトルにラッド・ルッソの名があり、
その通り、彼のメイン回でした。
で、今回のタイトルには
顔に大きな痣を持つ泣き虫少年ジャグジー・スプロットの名が
フルネームで含まれていたので、
前回と同様に
彼もこの回で大活躍を見せる!……と思いきや、
そうでなかったので、
私はちょっと拍子抜けしました。
それに、蛮勇を振るったのは仲間の方で、
肝心のジャグジーは泣いて怯えて逃げただけでは??

今回は、セラードがバーンズさんを喰ったり、
情報屋を兼ねている新聞社で一騒動が起こったり、
主人公候補者のフィーロが
ギャングのファミリー入りした過去が描かれたり……と、
印象的なエピソードが複数もあった為、
制作側がこれといって絞り込む事ができず、
結局、タイトルにしても差し障りのないジャグジーの活躍が
ピックアップされたのだと思いますが
そのお陰で
タイトル詐欺チックになってしまった気がします。

ジャグジーは、登場する度に必ず泣いているし、
気が弱いのだけれど、
とても優しくて強い仲間に恵まれているんですね。
本来は、間違っても手配書に載るような人物ではないのに、
騒動に巻き込まれてしまっているのが可哀相です。
でもジャグジーが、今回、
「皆の為にレイルトレーサーを倒す!」と誓ったように、
彼が腹を括ると、
らしくないほどの心の強さを見せてくるようなので、
今後が楽しみです。



さて、前回に引き続き、
エニスを従えたセラードが登場しました。
セラードたち不死者にとって、手の平は
不死者を喰う器官であったり、
不死者に情報を与える伝達器官だったりするんですね。
食べる時も情報を与える時も、
行なう側が手を翳す(触れる?)点では同じなのに、
そこから先が全く違うのが面白かったです。
そして、あんなに頑張って酒を守ろうとしたバーンズさんが、
それを奪われてしまった事で、結局、
セラードに消されてしまって、
従順なエニスまでもが彼に脅かされているのが
嫌でした。
エニスは、セラードの元から何とか逃げてほしいです。
通常、こうしたお話では、
偶然の出会いが状況の打破に繋がる事が多いので、
彼女とフィーロとの出会いが鍵になると良いのですが。



フィーロがギャングファミリー入りした際の話ですが……
祝砲を放った際に、上の部屋にいたらしいミリアが大声で
「アイザックが死んじゃったぁ」と叫んでましたが
大丈夫なんでしょうか。
ギャングの秘密のアジトが
ホテルや店の地下にあるのはよくある事なので、
祝砲をああやって天井に向けて撃ったら、
そこにいた人が怪我をしたり亡くなったりするのは当然ですが、
よりもよって被害者が
アイザックとミリアというのが良いですね。
他の人だと悲劇になるかもしれないお話なのに、
彼らが絡んでいると分かった途端、喜劇になりそうなのが
おかしかったです。



新聞社での一件は、ちょっとびっくりしました。
以前の回で、彼らは、
「情報を売る際に得た情報を、他の人に売る事もある」と
言っていましたが、
今回のイブの件は、まさにその通りでしたね。
いくらギャングに脅されたからといって
堅気の世界で普通に生きている彼女を巻き込む事はないだろうと、
私も思ってしまいました。



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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第6話「レイルトレーサーは車内を暗躍し虐殺をくりかえす」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-12-08 20:30  nice!(0)  コメント(0) 
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