SSブログ

感想:NHK土曜ドラマ「外事警察」第4話 裏切り〜消えた爆弾を追え*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

NHK土曜ドラマ「外事警察」の感想です。
今回は第4話「裏切り〜消えた爆弾を追え」です。

外事警察 [DVD]

外事警察 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。
原案の麻生幾さんの小説は、読んだ事がありません。


前回の感想はこちら。
第3話「囮」

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2009年秋冬 放送開始作品


────

面白かったです!!
でも、訳分からない部分もちらほら……。
石田ゆり子さん演じる下村愛子を巡って
暴力沙汰になっていましたが、
これは“公安VS公安”だったんですよね。
それまで一人で暴走していた住本が
彼を良しとしない身内に抑えらえたんですよね。



前回までは、下村愛子に対して優位に立っていた住本が、
今回はすっかり彼女に振り回されていたのが
とても面白かったです。
相変わらず住本は怖かったけれど、
今回は彼以上に、下村愛子がそら恐ろしかったです。

ただ、前回までは圧倒的な冷徹さを誇っていた住本が
協力者・ニケ渡辺が亡くなったと分かってから
急に正義漢ぶった事に対して
私は強い違和感を覚えました。
勿論、人が亡くなっているので、
これは当然の事なんでしょうか、
人を人とも思わないのが住本じゃなかったっけ……と
首を傾げてしまいました。

最後、住本が下村愛子と接触したシーン。
住本は、対象者に積極的に接触している下村愛子を
何とか止めようとしているのに、
何も知らない松沢が間に入ってしまったのも
興味深かったです。
下村愛子が裏切ったか否かについては
次回の放送待ちですが
今回の最後で、悲痛そうに下村愛子を詰った住本には
迫力がありました。



今回、松沢に語られた話として
住本の過去が明らかになりましたが……
父親が亡くなった後、
後を追うようにして母親も自殺したんですね。
外事に所属していて
嘘を吐く事も仕事の一つであったはずの父親から、
住本が「人を信じる人間になれ」と言われていたのは
皮肉な話だと思います。
今、人を信じる事と一番無縁と言える人物こそが
この住本ですよね……。
見ていて、半端でない痛々しさを感じます。





────
感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
にほんブログ村


続きの感想も書きました。
第5話「突入」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-12-05 22:50  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。