さくらもちモチ: 感想：アニメ「空中ブランコ」第8話いてもたっても*ネタバレあり: SSブログ

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感想：アニメ「空中ブランコ」第8話いてもたっても*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

ノイタミナ枠のアニメ「空中ブランコ」の感想です。
今回は第8話「いてもたっても」です。
私は原作の小説のファンで、テレビドラマ化された時も見ています。
以下の記述にはネタバレを含みます。

前回の感想はこちら。
【第7話「ハリネズミ」】

各話の感想記事のURLは、他作品と共にこちらでまとめています。
【アニメ感想一覧：2009年10〜12月】

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火の元などが気になる脅迫神経症に襲われた
ルポライターのお話でした。
私も、一人暮らしをしていた時は
火を消したかどうかを気にして、
気分が落ち着かなかった事が何度かあったので、
見ていて、なんだか懐かしくなってしまいました。
勿論、彼ほど酷く気にした事はありませんでしたが。

「たら」「れば」を気にせずに
極端な行動に出るというのは
面白い治療法だと思います。
人に迷惑を掛けるのは問題ですが
そうならない程度に羽目を外すのは、
こういう生真面目な人にとっては
良い気分転換になるかもしれません。

戸籍を売買していたホームレス詩人や
治療器具を不法投棄していた医者を
週刊誌の記事で告発した事で、
今回のルポライターは成功を収めましたが
それでも彼の脅迫神経症が治らなかった点が
今回は新鮮でした。
でも、ちょっとだけ彼の心にゆとりが出てきたのが
良いですね。
最後に、彼が本当に
どこかへの住み込み・共同生活を検討し始めた辺り、
彼の気持ちが前向きに向かっているのがよく分かるので
気持ちの良いラストになっていたと思います。
自分の症状について、真剣に悩むだけでなく
笑って話せるようになった点も進歩でしたし、
“脅迫神経症のお陰”でスクープをものにできたとの自覚も、
今後の彼の自信に繋がっていくようでした。

なにより、ホームレス詩人を追いかけて、
彼の鞄を小脇に抱えながら、院長の車を追うシーンが
面白かったです！
音楽も良かった。

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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【第9話「天才子役」】

宜しければ、合わせてどうぞ。