さくらもちモチ

感想@アニメ「青い文学シリーズ第4話：走れメロス×新テニスの王子様 前編*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ・青い文学シリーズ第4話
「走れメロス×新テニスの王子様」の感想です。
今回は前編です。
以下の感想にはネタバレがあります。


前回の「こころ×DEATH NOTE」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-22

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02


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太宰治の“走れメロス”と言えば
国語の教科書に載るほど有名な作品です。
（↑前回の「こころ」もそうでしたが。）
勿論、私もよく知っていて、大好きな作品です。

今回は、
テニプリの許斐剛（このみたけし）先生のキャラクター原案で
アニメ化という事で、
私は放送前から期待していたのですが……
今日の放送は前編のみという事もあって
残念ながら特に見所がなく、
これといって感想を記す事もない
つまらない作品だとの印象しか持てませんでした。



こちらの作品は、
“走れメロス”をそのまま描くのではなく、
敢えて劇中劇にして、
それを執筆している主人公も作品と同じ境遇である
……という作りになっています。
このパターンは、ぶっちゃけ手垢が付いているというか、
よく見かける構成なので
新鮮味は全くありませんでした。
寧ろ「え？　今時この手法をプロが使う？」と思いました。

また、今回は前編のみなので
全てが中途半端で終わっています。
劇中劇の主人公であるメロスは、
妹の結婚式が終わって
これからいよいよ帰路につくところなので
盛り上がる前に話が切られていました。
現実の話は、なんだか全体的にホモ臭かっただけで
特に中身が無かったような気がします……。
顔の良い男二人が
あれこれとつまらない事を言っていただけのように
思えました。

これなら、普通に
走れメロスだけを描いてくれた方が良かった気がします。
それなら、前後編に分けずに済みましたよね？
色んな点で勿体ないと思える作品でした。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
【走れメロス×新テニスの王子様（後編）】

宜しければ、合わせてどうぞ。

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