SSブログ

感想@アニメ「グイン・サーガ」第9話:ラゴンの虜囚*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「グイン・サーガ」の感想です。
今回は第9話「ラゴンの虜囚」です。
ネタバレがあります。
原作の小説の愛読者です。


前回の第8話「狼王との出会い」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-28-5

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02-2


────

前回と今回のお話は、セットになっていました。
前回が言わば“過程”で、今回が“結果”です。

タイトルの通り、ラゴンに捕らえられたグインの描写から
今回のお話は始まりました。
塩を見つけるまでのお話が面白い反面、
この辺は、原作でも地味なので
(ここでグインがラゴンを味方につけないと、お話にならない分、
先の予想を立てやすいのもあって)
私は「どうなるのかな」と思いながら視聴しましたが、
やはり、アニメでもビミョーだったと思います。
ド−ド−との戦いでは、グインが負けそうになりますが
私には緊張感を感じられませんでした。
ただ、これについては
原作の小説を読んだ時もそうでしたので、
アニメだけが特に悪いとは思っていません。
(先日、原作を久し振りに読み直した際には、
このドードーとの戦いは
支障がない程度に読み飛ばしてしまったぐらいなので)

“アクラの使者の証”については、原作では、
ドードーの攻撃に苦痛を覚えたグインが
無自覚に手にした(何となく持った)はずですが
アニメでは、グインの掌からグイグイと伸びてきましたね。
この辺は「さすがアニメだなぁ」と思いました。
違和感は特に覚えなかったです。
アニメならではの演出を、面白く思いました。



さて、タイトルにこそなりませんでしたが
今回は、上記以上に印象的なお話が放送されました。
はい、青騎士隊のマルスの壮絶な死です……。
といっても、他のシーンも総じてそうですが
アニメでは割とさらりと描かれてしまうので
小説を読んだ時に感じたマルスの怨念は
それほどでもなかったように思えました。
その前に描かれた落とし穴も落石も、
あまり迫力がなかったです。
とはいえ、「アルゴンのエル……」と、
マルスが呪いを込めて彼の名を口にするシーンは、
不謹慎ですが、良かったなぁ。
原作通り、イシュトヴァーンが
「俺は悪くない。グインを恨め」と呟いたのも
良かったです。

この一件が、
その後のイシュトの人生にしっかり反映されるんですから
因果なものですよね……。



────
感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
にほんブログ村


続きの感想も書きました。
第10話「辺境の王者」

宜しければ、合わせてご覧下さい。


2009-11-28 06:47  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。