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感想@アニメ「青い文学シリーズ第3話:こころ×DEATH NOTE*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ・青い文学シリーズ第3話
「こころ×DEATH NOTE」の感想です。
以下の感想にはネタバレがあります。


前回の「桜の森の満開の下×BLEACH」後編の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-15

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02


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今回はテレビ局の都合なのか
二話連続放送でした。
最初のお話が原作の下を“先生”の目線、
続きが、同じ話を“K”の目線でした。


まず最初に
キャラデザがありえないだろう!!と思いました。
「人間失格」の時と同じ、小畑健さんなので
期待していたのですが
変にリアルで顔がキモかったです(すみません)。
また、意図的に外したとしか思えないKのデザインも
あり得なかったです……。
「こんなのKじゃない!」と思いました。

そして“先生”も、
デスノのキラと
絶望先生の糸色望を足したようだと思いました。
お嬢さんも全然魅力的じゃないし……
何なんですか、これは。



内容は、現代版の「こころ」という感じで
分かりやすかったと思います
でも改変が酷すぎるww
“お嬢さん”のお母さんが目立ち過ぎですよ。
そして、二話目のKの目線のお話は
要らなかったと思います。
私は、あくまで“先生”の目線のお話を読んで
“K”の気持ちを想像するのが
この「こころ」の楽しみの一つだと思うので……。

せっかく1時間(30分×2)も放送時間があるなら
「こころ」の上中下は無理だとしても、
上と下か、中と下にして
原作に忠実なアニメとして作ってほしかったです。
名作のせっかくのアニメ化なのに
アニメ制作側のエゴなんか要りません。
夏目漱石が草葉の陰から泣いてると思います。
オリジナル展開を入れる是非はともかく
作品の全体の印象を変えるのはまずいですよ。



でも、このアニメを見たら
無性に原作の「こころ」を読みたくなったので
そういう意味では良かったのかもしれません。
“K”目線の物語も、
もしこれが「こころ」を名乗ってなかったら楽しめたでしょうが
終始、不愉快でした。






────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


「走れメロス×新テニスの王子様」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-29-1


2009-11-22 02:55  nice!(1)  コメント(0) 
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