さくらもちモチ

感想：アニメ「空中ブランコ」第6話 フレンズ*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

ノイタミナ枠のアニメ「空中ブランコ」の感想です。
今回は第6話「フレンズ」です。
私は原作の小説のファンで、テレビドラマ化された時も見ています。
以下の記述にはネタバレを含みます。


第5話「義父のアレ」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-13-2

各話の感想記事のURLは、他作品と共にこちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02



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携帯電話が手放せない男子学生のお話でした。

今の学生さんって、程度の差はあれ、幼い子ほど
これに似た症状に襲われている人が多い気がします。
「メールを貰ったら何分以内にメールを返さないと！」と
必死になっている姿を見ると、
他人事とはいえ、大変だなぁと思ってしまいます。

人との繋がりは大事だけれど、
それしかないとなると、
今回の主人公のように生きるのが大変になりますよね。
彼は、非常に希薄の関係の友達ですら
集合体として大事にしていたので
（メルアドの登録件数の多さを見て、安心していた）
クリスマスの一件で目が覚めたのは
不幸中の幸いだったと思います。
それまでの彼は、
他人にいいように使われているのを自覚しながらも、
彼らから嫌われたくない/繋がっていたいという欲から、
身の丈を超えた無理をしていたので、
いつか、その無理すらできなくなる日が来るのは
明らかでしたので……。

でも、もし私があんな経験をしたら
立ち直れないぐらい落ち込むと思います。



尤も、こうやって偉そうに語っている私ですが
友達の中で自分だけ誘われてないと分かって
がっくりと落ち込んだり、
逆に、誘える人がいないと分かって慌てたりする事があるので
まだまだです。
でも、狭い環境で濃い人間関係を強いられていた
学性生活を振り返ると、
一人で気兼ねなく行動できる（一人が怖くない）今は
気楽でいいなぁと心から思います。
子供の頃は、まさか自分が
自虐ネタで「友達いないww」と言えるようになるなんて
思わなかったですし。

今後、彼の携帯電話には
三百件を超えるメルアドが登録される事はないと思います。
その代わり、彼を本当に大事にしてくれる友達のメルアドが
三件登録されたら、
とても幸せになれるのではないでしょうか。
最後、彼が吹っ切ったような顔をしていたのが良かったです！





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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第7話「ハリネズミ」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-28-4

宜しければ、合わせてどうぞ。

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