さくらもちモチ

感想@アニメ「にゃんこい！」第5話：四角関係の刻（タイムズ・スクウェア）*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「にゃんこい！」の感想です。
今回は第5話（ニャンコ05匹目！）「四角関係の刻（タイムズ・スクウェア）」です。
ネタバレがあります。
原作の漫画は未読です。


前回の第4話「美しい人」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-23-5

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02


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たまたまなのでしょうが、
この「にゃんこい！」が始まる前の作品「けんぷファー」も、
・主題より、主人公の男子のハーレム化が話のメインになっている
・美人の女の子（しかも複数）に、主人公の男子が振り回されている
の二点において、同じなので、
続けて似たようなアニメ作品を見せられている気分になっています。
しかも、主人公の男子生徒が思いを寄せている
メインヒロインの下の名前が
揃って“楓”という点も……。
名前がかぶった点は偶然でしょうし、
男子のハーレム化がアニメになるのは数年前からの流行りなので、
今さら私がこの二作だけを挙げて文句を言うのは
意味がない事かもしれませんが
せっかくなら違うアニメを見たいよなぁと思いました。

どちらの作品も、主題をちゃんとお話のメインにしてくれれば
問題にならないんですけども。



で、今回は、皆で遊園地に行く話でした。
潤平と、陸上部の先輩・一ノ瀬凪とは
猫のお願いで繋がった縁とはいえ、
今回は猫のお願いは関係ありません。
回が進む度に猫の存在が薄くなっていくのは
ちょっと問題だと思います。
他の“日常系”のアニメもそうですが、
最初の設定だけ少し珍しい要素を入れておいて、
肝心のお話の中身では、その設定があまり行かされてないのは
勿体ないと思います。



私も楓ちゃんをかわいいと思っているので、
彼女が潤平の恋心を意識してドギマギしてしまうのは
良かったと思えました。
でも、加奈子が可哀相すぎる……。
まぁ一ノ瀬先輩にしてみれば、
よく知らない美人の女の子（＋巨乳）より
よく知ってる美人の女の子を優先するのは当然ですし、
先輩自身が、潤平を諦めてくれたのも良かったですが、
何もあそこまで加奈子を邪魔をしなくてもいいのにと思いました。
楓ちゃんと加奈子が親友だったり、
遊園地で遊んだ時点では、楓ちゃんが
潤平と加奈子が付き合っていると誤解していたりしたので、
険悪な空気にならずに済んで良かったですが
私が加奈子だったら悔しくてたまらないと思います。
よく頑張ってるなぁ、加奈子。
ああまで必死になっている姿を見ちゃうと、
自然に加奈子を応援したくなります。



楓ちゃんは、潤平を意識しただけで、
まだそれが恋かどうかは分かってませんが
後日談の教室での様子（加奈子に尋ねたシーン）を見る限りでは
明らかに恋ですよね。
このお話も、キャラクターの片思いがメインである以上、
主人公とメインヒロインが両思いだと視聴者にバレバレでも、
二人がくっついたらお話が終わってしまうので、
このままバタバタと騒動だけ起こって
二人の仲は進展しないんですよね……。
キャラクターの役割（作品での立ち位置）が
はっきりとしてきたので、
それがお話のマンネリに繋がらないといいなと思っています。




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第6話「ミルク&ビター&シュガー&スパイス」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-06-3

宜しければ、合わせてどうぞ。

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